キャラチェンジダイエット Dr.さとうの「肥満大学」プログラム 講談社の実用BOOK

佐藤周三【著】

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2013/02/09
• JAN: 9784062997812

商品レビュー

2013/04/22

ダイエットの知識を更新していなかったので、とりあえず2013年の本を漁ってみる。本書は脳神経外科医で町医者の著者が実施する「肥満大学」のメソッドを紹介。簡単に言えば、「太っているやつは痩せているやつの食べる量なんて分からないのに、少しずつ減らすなんてなまっちょろい事やってんじゃねぇ。一日一食にして体重を減らせ。どうせそんなんじゃ人間死ぬようにできていない。体重を落としてから、その体重を維持するために、どんな食べ方をすればいいのか、試行錯誤をして、「痩せている人の食べ方」を身につければ良い。」的な内容。3食バランスよく食べなさいっていういわゆる常識と真っ向にぶつかる内容だが、でも1日一食が良いという話も聞くし、まぁ、人それぞれ、というのが正直なところ。ただ、過激な方法であることには間違いない。
個人的には、いきなり2、3日絶食しても平気だし、確かに1日一食の方が体調がいいので参考になる部分も多い。

2013/03/10

★2.7
「スリム美人の生活習慣をマネしたら 1年間で30キロ痩せました」のような美女になりきる内容かと思ったら違っていた。
ようは「一日一食でやせる」。
タイトルのキャラチェンジは、はっきり言って後付っぽく、あまり意味が感じられない。（数ページ触れている箇所はある）
またダイエット法として、あまり魅力を感じないような…。

以下、良かった点
・朝昼晩、三食の食事は近代になってからで、人類発生から現在までを一年間とするなら、私たちが飢餓でなくなったのは、一年のうちの2分40秒くらいと言われている…というくだりは面白かった
三食、バランスよく…は、あくまで現代の常識にすぎないのだなぁと。

・空腹状態を我慢していると30-40分ほどで空腹感が和らぐのは、第二タンクである脂肪が分解され、ブドウ糖に変わりはじめた証拠…には、ダイエッターとして励まされた。（ちなみに第一タンクは肝臓と筋肉とのこと）

・人が食べすぎてしまうのは、食べるのが楽しから

・食べること以外にストレス解消法や楽しみを見つける

・ダイエットの目的は「飲んだり食べたりすることより大切なことがあるのだ」と気づくこと