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花馨る雨の名を SHY文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 大洋図書 |
発売年月日 | 2013/02/06 |
JAN | 9784813041092 |
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花馨る雨の名を
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商品レビュー
3.2
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
文体が独特で最初は物語に入り込むまで時間がかかりましたが、すぐに慣れて一気に最後まで読めちゃいました。 物語は後半まで大きな動きはありません。しかし入谷さんが長谷部君のことを好きだと自覚するまでの過程が丁寧で、ただエロいだけのものとは違って好感が持てます。 手が触れ合ってドキドキしたり顔が赤くなったりしてもそれを相手に悟られてはいけないとお互いにひた隠しにする姿がもどかしく、早くくっつけばいいのに!と思いました。こんなに可愛らしい成人男性二人組リアルにはいませんね笑 また個人的には、桃を剥くシーンや手羽先を食べるシーンが官能的に表現されていてドキドキしました。(私が手フェチなだけかも笑) 現代の話なのに、表現のせいか中国茶屋という設定のせいかどこかノスタルジックを感じる雰囲気が宝井先生の繊細なイラストとマッチしていて素敵です。 ただ会話が少なく、情景描写や心理描写が多いので途中で飽きてしまう人もいるかも...雰囲気だけといわれればそれまでかもしれませんが、私はこういう静かで綺麗な雰囲気の作品は好きです。 小説だけではなく、漫画や映像などで視覚的に楽しみたい作品だなと思いました。
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辛口注意。好きな方はスルーお願いします。 感想がかけません……つまり、読めません。 基本的に本を購入すると、相性が悪いと思っても購入費が もったいないので、意地でも最後まで読む派なんですが……。 生まれて初めて挫折する本に出会いました。 30Pくらい頑張ったあたりでリタイア。 新規開拓したくて、デビュー作だし宝井さん挿絵だし! と思って購入してみたものの、冒頭からあまりの 読みにくさに辟易。 無駄に読点、読点、読点、句点、句点、句点、と、 とにかく句読点乱発に体言止め、助詞終わりの連続技。 いちいち引っかかって先に進めない上、文章の癖なのか、 ○○○ば、○○というのが目について目について。 【例:グラスを手にすれば、水滴が落ちた。】 素直に【グラスを手にすると水滴が落ちた。】でいいじゃん。 その他にも気になる表現が多すぎて、内容が全然頭に 入ってこない上に、目が上滑りしてしまい先に進めない。 作者さんは凄くこだわりがあるのでしょうが、読んで 貰えなかったら意味ないと思うのは私だけでしょうか。 もう1作出てるようですが、こちらも散々なレビューが 多かったので、恐らくこの先避ける作家さんになると 思います。 ★2なのは、宝井さんの挿絵に対して。 この作家さん、出版社側が売り出したくて人気絵師さん を宛がってるんじゃないか、と穿った見方してしまいます。
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完全ジャケ買いの初読み作家様。 最初にクチコミを見ていたので、「読みづらい」という先入観があったからかそこまで「ん?」と思うことはなかったです。それが逆に良かったのかも。 確かに句読点が多かったり、馨りの描写が丁寧過ぎるかもしれないけど、それもまたこの本の特徴と思えばいいのかも。 お話は大好きな中国茶カフェのオーナーとMR営業の大学時代の酒に酔った時の事から時を経て再開し、そこから始まる紐解かれた恋。 もう、完全に宝井先生の絵がドンピシャで。 読んでる方にも雨の馨りや長谷部君が言葉にした工芸茶の馨りがしそう。 こういう淡く内に籠る熱を静かにそして時に艶やかに放つ雰囲気のお話にはとても宝井先生の絵が合っている気がします。 大学時代からずっと思い続けていた長谷川君(MR)とその時のことを忘れていたのに、どんどん長谷川君に惹かれていく自分を止められず思い揺れる入谷。 それこそ、緑牡丹のようにゆっくり花開き何度も美味しいお茶のような恋のお話でした。
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