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キミトピア
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2013/01/31 |
| JAN | 9784104580064 |
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キミトピア
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商品レビュー
4.1
39件のお客様レビュー
ほっこりする短編集。『あまりぼっち』が面白かった。人との繋がり、安心していられる場所について考えさせられました。日常に溢れてる何気ない会話など、大切にしたいと思いました。
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舞城王太郎作品では、感動と切り離されているようでいて人とは別の道で誠実さや愛にたどり着く主人公が多く登場するが、本作の主人公たちの世界や人間に対する興味のなさはかなり徹底していて突き放されているような冷酷な印象を受ける。特に「やさしナリン」や「あまりぼっち」「真夜中のブラブラ蜂」...
舞城王太郎作品では、感動と切り離されているようでいて人とは別の道で誠実さや愛にたどり着く主人公が多く登場するが、本作の主人公たちの世界や人間に対する興味のなさはかなり徹底していて突き放されているような冷酷な印象を受ける。特に「やさしナリン」や「あまりぼっち」「真夜中のブラブラ蜂」の主人公たちは冷たい印象で、「興味ないけど幸せになってね」ではなく「興味ないから」でおしまいにしてしまうようなタイプ。小説を読みながら彼らの思考に触れているとだんだん息苦しい気持ちになる。 最後に収録されている「美味しいシャワーヘッド」という短編がそういう行き場をなくしている息苦しさの逃げ道を作ってくれるような話になっている。本作の収録作のなかで唯一「自分はなにかを失っているのかもしれない」と気づく主人公で、ただ気づいたところでお話が終わる。話の構成としても太宰治でよくある感じで、ほぼ繋がりのないバラバラのエピソードがなんとなく同じ主人公の話としてひとつの題名のなかに収められていて、気の抜ける感じがある。
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面白いとか感動するとかではなく、とにかく好き。 何故、好きなのか理屈をつけてしまうと好きでなくなってしまいそうで怖いので思考停止しておくのがいいなあと漠然と思っているうちに10年以上経ってしまったくらいに好き。
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