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まほろ市の殺人 祥伝社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
| 発売年月日 | 2013/02/09 |
| JAN | 9784396338145 |
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まほろ市の殺人
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商品レビュー
3.2
13件のお客様レビュー
まほろ市を舞台にした四人の作家による共作。ただしそれぞれの作品の繋がりは全く無くて、一冊の本に仕上げる必要があったのか、疑問である。 それぞれの作品はみな有名作家ということだけあって結構面白かった。 特に我孫子武丸と麻耶雄嵩は面白かった。
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「真幌市」の春夏秋冬を舞台にした4つのミステリ。4人とも好きな作家さんなのもあり楽しく読んだ。それぞれとても凝っていて満足。特にも安孫子さんの「夏に散る花」が良かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本格ミステリを牽引する四名の作家によるアンソロジー。 一応同じ舞台でのお話という事なんだけど、各話の繋がりはほとんどなかったりする。 [各話感想] 春 無節操な殺人/倉知淳 あまりにもバカミス的発想で笑ってしまった。 このリアリティ皆無の馬鹿ばかしさは賛否あるだろうけど個人的には好き。 やってる事は結構エゲツないんだけど、ノリがだいぶ軽いのでサクッと読める。 夏 夏に散る花/我孫子武丸 春とは打って変わって重々しい作品。 トリックは何となく察せるけど、それがストーリーと上手く調和していてあまり気にならなかった。 ラストの破滅的な展開も相まって後味悪いけど好きな作品。 秋 闇雲A子と憂鬱刑事/麻耶雄嵩 麻耶雄嵩にしてはマトモだな!って思ってしまった。いや全然マトモではないんだけど、いかんせん他作品に比べると多少はね? 120ページぐらいの分量なのに、10人以上死んでるし、犯人つかまってねえし(麻耶作品ではいつもの事だが) 今回のアンソロジーで一番面白かった。 冬 蜃気楼に手を振る/有栖川有栖 ぶっちゃけ駄作だと思う。 ロジックもへったくれもないし、あまりにもご都合的過ぎる。 ガバガバ理論もわりと許容出来るし、馬鹿ばかしいトリックも笑って受け流せるけど、これは限度がある。 あと少ない人数でのアンソロジーなのに我孫子武丸とネタ被ってるてどうなのよ。 あちらはストーリーも面白いし、ちゃんと伏線も張ってるしで、クオリティが高いので尚更こっちが霞んでしまう...
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