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エジプト動乱 1.25革命の背景 アジ研選書32
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アジア経済研究所 |
発売年月日 | 2012/12/01 |
JAN | 9784258290321 |
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エジプト動乱
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商品レビュー
4.5
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【うねりの構図】長年続いたムバーラク政権をひっくり返し、「1.25革命」と呼ばれることになった動乱の前後を眺めることにより、近年のエジプトの政治・経済・社会事情を概観する作品です。和洋女子大学で教授を務める伊能武次、アジア経済研究所で研究員を務める土屋一樹が、総勢5名による研究を...
【うねりの構図】長年続いたムバーラク政権をひっくり返し、「1.25革命」と呼ばれることになった動乱の前後を眺めることにより、近年のエジプトの政治・経済・社会事情を概観する作品です。和洋女子大学で教授を務める伊能武次、アジア経済研究所で研究員を務める土屋一樹が、総勢5名による研究を編集しています。 ニュースでデモの様子が報じられたと思ったら、次の瞬間には政権が葬り去られているという事態でしたので、「なんでこんなことになったの??」ということがリアルタイムでしっかり把握しづらい動乱だったのですが、その動乱の来し方行く末がしっかりと収められており大変勉強になりました。本書が書かれた以後も様々なことがあるのは承知の上ですが、2011年1月25日段階でのエジプトの大枠を捉える上で有益だと思います。 チュニジア革命が引き金となって革命が起きたことは当時から指摘がなされていましたが、実はそれ以前から散発的な運動やデモがあり、革命の下地が着実に準備されていたというのは驚きでした。中東地域の日本語情報はどうしても限られてしまう中で、コンパクトに、それでいて深く情報がまとめられている点にも好感が持てました。 〜1.25革命に至る過程を分析すると、2010年の1年間に民主化運動が活発化したことが革命発生の直接的な文脈をつくったといえる。〜 前知識0で読めちゃうところがありがたい☆5つ
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アジア経済研究所によるエジプト革命の研究会の成果をまとめた書籍。1990年代から2000年代までのエジプトを政治・経済・宗教・人口動態の様々な視点から分析し、なぜエジプトで革命が成し遂げられたのか、そして革命が終わってもなおエジプトが不安定な状況にあるのかを解説してくれる良書。こ...
アジア経済研究所によるエジプト革命の研究会の成果をまとめた書籍。1990年代から2000年代までのエジプトを政治・経済・宗教・人口動態の様々な視点から分析し、なぜエジプトで革命が成し遂げられたのか、そして革命が終わってもなおエジプトが不安定な状況にあるのかを解説してくれる良書。この本を読むまでは革命後のエジプトを楽観視していたけれど、今となっては不安に感じる。もしこの本の分析が正しければエジプトは新たな宗教戦争の火種になりかねない。中東の最新情勢をしる上では良い本ではあるけれど、ムバラク元大統領の圧政の実情が未だ明らかになっていないのでその部分は推測にとどまっている。その点を勘案して星4つ。
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