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ジャズと仏法、そして人生を語る
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 毎日新聞社 |
発売年月日 | 2013/01/30 |
JAN | 9784620321349 |
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ジャズと仏法、そして人生を語る
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
本書は3人の対談で構成されていますが、本書の「はじめに」の中で「本書はこの3人による心のセッションである」という趣旨のことが書かれています。 自分がJAZZという音楽に関心を持ち始めてから、なんとなく感じることは、JAZZが「心」と強烈に関係性をもつ音楽なんだろなということです。もちろん音楽ってのは皆、心の表現でしょうが、JAZZには特別その要素を強烈に感じます。 プレイヤーがそれぞれに「魂」をぶつけ合って、それが融合し、音楽になるといった感じでしょうか。 3人の対談者は、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、池田大作。ハービー・ハンコックも、ウェイン・ショーターも仏法の信仰者であり、仏法の師弟による対話のセッション、紙面上の壮絶なライブという感じがします。 ともかく、ハービー・ハンコックも、ウェイン・ショーターも、独白的であり、JAZZを評論的に述べるのではなく、自分の心の中身をそのまま洗いざらいさらけ出しているというというか、まさに魂をぶつけ合っているという感じがします。非常にリアルで、これがJAZZの実態なのだという発言が多数込められているように思います。 また、ハービー・ハンコックも、ウェイン・ショーターも自分たちの尊敬の対象であり、かつ一緒にプレイしたことのあるアート・ブレイキーや、マイルス・デイヴィスのエピソードについても、非常に生々しく語っており、アート・ブレイキーやマイルス・デイヴィスの巨人さが肌に伝わってくるようです。 例えば、ウェイン・ショーター ”私は、皆が共に戦うに値するような、民衆の願望を代弁する音楽を奏でたいと思っています。それは、音楽的に表現された「決してあきらめない精神」であり、また名声や成功に目がくらむ心の迷いに挑戦する新たな音楽です。それらは、、一瞬の満足を売り物とするような今日の音楽界では、なかなか出会えないものです。” 例えば、ハービー・ハンコック ”ジャズの心を私流に言えば、「報復」です!もちろん世にいう「報復」ではありません(笑い)。人間の生命に巣食う「魔性」に対する「報復」です。「攻撃」です。ジャズが表現を求めるものは、この「攻撃精神」」なのだと思います。” 例えば、ハービーのマイルス談 ”マイルスは、「拍手ばかりを求めて演奏するやつは、バンドから解雇するぞ」と言うのです。「技巧をひけらかす演奏や、聴衆を幻惑するような演奏はするな、聴衆におもねるな、聴衆の人質になるな、拍手喝采だけを求めるのは、卑怯な演奏である。自らを恃む強さを持て。それがあれば、自分を内面から支える芯ができるのだ」・・・これが、私がマイルスのバンドで受けた訓練でした。 例えば、ウェインのブレイキー談 ”ジャズの演奏は、クリニカル(分析的・客観的)に考えたり、アカデミック(学問的)に考えてはいけない。クリニカルに演奏するな!分析や客観にはストーリーがない。君の心をさらけ出すのだ!君の心の中にあるのは何だ?それを吐き出すのだ!・・・ブレイキーのこの言葉は音楽だけではなく、人生万般に通じる言葉だと思います。”
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偶々、縁あって進呈に与ったものだし、 ハービー・ハンコックとウェインショーターでもあるので、まあ、気楽に呼んでみたが‥、 まるで「金太郎飴」の如し。 話題変わってもまったく同じ互讃の論調が垂れるばかり。 話のタネのみ拾うに如くなし、といったところ。 もちろん「池田大作」ものを読んだのは初めて。
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