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獅子渡り鼻
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獅子渡り鼻

小野正嗣【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/01/21
JAN 9784062182072

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商品レビュー

2.6

11件のお客様レビュー

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2022/05/11

前段が分かりにくくついて行けなかったが突然読みやすくなり、終盤また難解なエリアに。結局物語の核となる焦点がぼやけたまま終了した感じ。

Posted by ブクログ

2020/09/07

小野さんの作品は大体「浦」の暗い話なので、ようやく浦以外の情景が描かれたなと新鮮な気持ちでみられた。相変わらず心情説明に行数を割いているとは思いますが、子供の心情の複雑さが第三者目線から描かれており、小野さんの作品のなかでは今のところ一番すきかも。ほかの「浦」が出てくる作品は暗い...

小野さんの作品は大体「浦」の暗い話なので、ようやく浦以外の情景が描かれたなと新鮮な気持ちでみられた。相変わらず心情説明に行数を割いているとは思いますが、子供の心情の複雑さが第三者目線から描かれており、小野さんの作品のなかでは今のところ一番すきかも。ほかの「浦」が出てくる作品は暗いけど、本書の「浦」の人はいい人しかいないからほっこりした。 結局兄はいたのかな、どうしてしまったのかな。

Posted by ブクログ

2018/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

育児放棄の母、障害を持つ兄、と都会で暮らしていた少年が、身も心も傷ついた果てに母が捨てた大分の田舎で「守られて暮らす」ことを知り、再生の兆しを体験する物語。 同じ素材で遠田潤子なら、重松清なら、小路幸也なら、もっと分かりやすくシンパシーを覚えやすい小説に仕立てて行くのだろうが、この作品は安易に読者のシンパシーを得ようとはしない。主人公尊の心が感じるままを忠実に丁寧に、それこそ時系列や空間を無視してでも、率直冒頓になぞり続ける。 こういうのも文学としての一つの手法、素直に感じるままに読めばいいのだろう。 素材として上出来の野菜なら丸かぶりが一番美味い。それは分かるが、味覚がお子様な俺としては、ソースケチャップマヨネーズのどぼ漬けまではいかなくとも、「ちょっと炙ったら…塩とオリーブオイル…エエ出汁で炊いても…」などと思ってしまうのだ。

Posted by ブクログ

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