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桃仙人 小説深沢七郎 中公文庫
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桃仙人 小説深沢七郎 中公文庫

嵐山光三郎【著】

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桃仙人 小説深沢七郎 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2013/01/23
JAN 9784122057470

桃仙人

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商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2019/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 誰かに対して心酔して師事することがあまりなく、描かれていた関係性が楽しそうで、羨ましかった。深沢七郎が魅力的だった。作品も面白そうだ。  解説がたっぷりあって、ますます深沢七郎が気になったし、僕の表現もその影響下にあることを強く感じた。先日読んだ、尾辻克彦『肌ざわり』もモロに影響されているようだ。  また、僕も急に人に対して嫌気がさして一方的に絶交してしまうことがあった。若いころのことで、ある時反省して、自分から人を排除するようなことは絶対にしないことにした。なにしろ失礼だし、相手を傷つける。そんな苦いことを思い出した。

Posted by ブクログ

2013/04/23

 深沢七郎とのつきあいを小説仕立てで回想。些細なことで懇意な間柄の人を斬り捨てる偏狭な作家への敬愛心と、いつ自分も斬られるかとビクビク過ごす恐怖感が、様々な興味深いエピソードとともに綴られる。  まぁしかし、深沢七郎の破天荒な生き様に惹かれる気持ちも、斬られる不安がやがて現実とな...

 深沢七郎とのつきあいを小説仕立てで回想。些細なことで懇意な間柄の人を斬り捨てる偏狭な作家への敬愛心と、いつ自分も斬られるかとビクビク過ごす恐怖感が、様々な興味深いエピソードとともに綴られる。  まぁしかし、深沢七郎の破天荒な生き様に惹かれる気持ちも、斬られる不安がやがて現実となったときのフッと抜ける思いも共感できるが、それはまるで青臭い「恋」である。

Posted by ブクログ

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