つぎ、とまります 幼児絵本シリーズ

村田エミコ【作】

• 販売会社／発売会社: 福音館書店
• 発売年月日: 2013/02/08
• JAN: 9784834027709

商品レビュー

2023/12/21

版画で表現されている。
いろいろな動物がバスに乗っていて、それぞれのバス停で次々に降りていく。
版画特有の古臭さや怖さを微塵も感じさせない絵本。

【ママ評価】★★★★★
版画の表現がとても素敵な絵本。
版画だけど、絵は可愛いし、古臭さが全くない。
むしろ可愛らしい絵で、木や水の表現では版画らしい味のある良さを感じる。
葉も木ごとに違う表現がされていたり、山や海などバリエーション豊かな表現がされていたり、とても見応えがある。
バスの中に乗っている乗客がシルエットでわからないのも、版画だからこそのわかりそうでわからない絶妙な感じ。
版画だけどカクカクしすぎてなくて、怖さも全然なくて、子ども向けとしても非常に好感がある。
字がグレーになっているのもこだわりを感じる。
版画と同じ黒にしないことで絵と棲み分けがしっかりされてある。
字が版画の表現を邪魔せず、絵が際立っている。
版画のイメージが変わる絵本だと思う。
黒だけで描かれているとは思えないほどの表現。
オススメしたい。

【息子評価】★★★
寝る前だったので、一回読んで「さあ寝よう！」と切り上げてしまったが、繰り返し読みたそうなほどではなかった。
よく見て聞いていたので、もっとゆっくり読んだり絵をじっくり見せたりしてあげると良かったかも。
細部まで表現が凝っているし。
「クマさんだね」「ワニっていうんだよ」みたいな動物とか絵の中の主役についてどうしても話しちゃいがちだけど、「葉っぱがいっぱいだね」とか「これは川かなあ」とか背景や何気ないところについても話すようにしたいな。
特に細部まで素敵な絵本だったし。
寝る前の時間は「そろそろ寝かしつけなきゃ」と思って、余計にサラッと読んじゃうし。
ちょっと反省。
2歳2ヶ月

2023/04/16

3y1m

版画風の画でこんなにいろいろ描き込まれていて子どもにとって魅力的なのがすごい。
誰が降りて、何を持って帰って来て、誰がお家で待っていて、どんなご飯を作っていて、などが興味深いみたいで楽しんで聞いていた。

2022/09/14

図書館本。次女にと借りてきた本を長女もくまなく読んでます。版画風の絵がいい味を出していて、好きです。