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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2013/01/25 |
JAN | 9784063806120 |
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廃墟少女
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廃墟少女
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商品レビュー
4
25件のお客様レビュー
廃墟作品が好きなのでちょくちょく検索しているうちにたどり着いた一冊。 短編集ではあるが、一応全ての作品に「廃墟」めいたテーマを共通させている。 事件があり、謎があり、解決がある。 こういうテーマにこった作品集は、結末ほぼ焼かして投げっぱなしにする作品が多い印象だけれど...
廃墟作品が好きなのでちょくちょく検索しているうちにたどり着いた一冊。 短編集ではあるが、一応全ての作品に「廃墟」めいたテーマを共通させている。 事件があり、謎があり、解決がある。 こういうテーマにこった作品集は、結末ほぼ焼かして投げっぱなしにする作品が多い印象だけれど、この作品はどれも綺麗な結末へ至っていて嬉しい。 ・廃墟少女 ・音楽が見える男 ・箪笥少女 ・帽子の上の丘 あらすじを書くのも野暮なので控える。 タイトルにピンときたらおすすめ。 「艶漢」というシリーズが有名らしい。 タイトルが妖しいが評判はいいようなので遠からず読んでみたい。
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『艶漢』という漫画が評判良く、なにかのランキングみたいなものに取り上げられていたのでBooklive!で購入してみました。 ・廃墟少女 男勝りな感じの少女・風子。 彼女は三年前の夏、町外れの工場廃墟に五日ほど閉じ込められており、その間の記憶を失っていた。 (男勝りと言うか...
『艶漢』という漫画が評判良く、なにかのランキングみたいなものに取り上げられていたのでBooklive!で購入してみました。 ・廃墟少女 男勝りな感じの少女・風子。 彼女は三年前の夏、町外れの工場廃墟に五日ほど閉じ込められており、その間の記憶を失っていた。 (男勝りと言うか、偉そうなだけと言うかなんと言うか。クラスメイトの噂話に対して、いきなり机を蹴り飛ばしてウルセェ!と叫ぶ人間なので、心が寄り添わない) 百花という、大人しく可愛らしい少女と仲が良い。 百花の家は自営業で、最近調子があまり良くないらしく、それを心配する風子。 そんな折、百花に誘われ彼女の家に泊まることに。 両親に連絡をし、百花の家に向かう最中、風子はいきなり背後から殴りつけられ気を失う。 目覚めた先は以前閉じ込められた廃墟、眼前には百花。 どうやら百花は、風子に三年前の記憶を思い出して欲しいらしい。風子も自身の記憶に興味を持ち始め、おのれの記憶を辿り始める、というお話。 凶悪な目をする、という前フリからのいきなり椅子で殴りつけて気を失わせるって、だいぶアクティブだな……。 ・音楽が見える男 音楽教師、澄田。うだつの上がらない教師。 彼がオルガンを弾いて演奏しようとしたり、誰かの音楽が聞こえたりすると、彼にのみ見える映像化された音楽たちが現れる。 彼自身が演奏をしようとすると悪魔が現れてしまい、演奏することができない。 周りは嘲笑する。 困り果てたそのとき、変な男に声をかけられ押し問答をしているうちに変な薬を飲まされ、過去の自分と向き合うことになる……。 サクセスストーリーというか、自分の汚い部分と向き合って前に進めたお話。 ・箪笥少女 双子の兄は医者だった。一週間前に亡くなっていた。それを知らぬ患者が、往来で兄だと思って声をかけてきて、いきなり涙を流し始めたので、慌てて家に連れてくることになった。 彼女・こづえは、兄から無料で診察を受けており、二ヶ月前から来なくなったので探し回っていたのだと言う。箪笥の中でしか安心できないと言う、一風変わった彼女。 初恋のお話。姉が凶暴過ぎたと思いつつ、まあまあ好きな作品。 ・帽子の上の丘 帽子職人の主人公。たいへんにスキルがあってたいへんな売れっ子。お金儲けが大好きで仕方ない。 あるとき国王から依頼が入り、喜び勇んでお城に向かうものの迷ってしまいたいへんな目に……。 コメディ色がだいぶ強い。
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もともと尚月地さんの絵が好き、ということもあり購入。 退廃的な雰囲気が好きな方にはオススメできますが、そうじゃなければあまりオススメできないかもしれない。 個人的には、箪笥の少女の短編が好き。
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