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マネーの闇 巨悪が操る利権とアングラマネーの行方 角川oneテーマ21
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2013/01/11 |
JAN | 9784041103845 |
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マネーの闇
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商品レビュー
2.5
4件のお客様レビュー
ハラハラしながらも読む手が止まらない 著者のプロフィールが非公開なのがよく理解できる とんでもない取材している 書く事も、悪人のフルネームは勿論、暴力団系の取材先から協力者を作って、取材を深める 闇の底へどんどん降りていくルポライターだ 戦前、戦後の闇の金 戦後の日本銀行にあっ...
ハラハラしながらも読む手が止まらない 著者のプロフィールが非公開なのがよく理解できる とんでもない取材している 書く事も、悪人のフルネームは勿論、暴力団系の取材先から協力者を作って、取材を深める 闇の底へどんどん降りていくルポライターだ 戦前、戦後の闇の金 戦後の日本銀行にあった宝石、貴金属が消えた アメリカ占領軍による不正資金管理 戦後、残された闇の金の使い方 当然のように安倍、麻生、谷垣などの系譜はこれが元手だ 今の政治は闇の金で始まり今なお脈々と繋がっている 芸能界、興行ビジネスで成長した近代やくざ 抗争を繰り返す武装やくざと経済やくざの出現 バブル崩壊期に起きた多くの金融機関での射殺事件 住友銀行、イトマン事件の暴力団とのつながり 東大出身若手起業家の株価操作に食いつく暴力団 ライブドアの金の作り 投資事業組合、株式交換、台湾のPCペーパーカンパニーとPBプライベートバンカー、タックスヘイブンでのPCや投資事業組合設立、クレディスイス口座への裏金プール ライブドアの金作りの仕組みを作った野口が沖縄で惨殺 周りには暴力団系の企業がひしめいていた クレディスイス出身の日本人による日本国内年金基金運用も同様の構図 ネット経由のウィルス感染による攻撃や資金調達に暴力団系企業の関与 今後もネットセキュリティを突いた攻撃や株価動向への関与の陰にいる暴力団系の企業 それぞれの事件などもまとまった形で本になっているので ある程度は読んでいても、戦前から2012年現在までの流れを整理してもらえた 闇の金と、暴力装置、殺人事件と 今後のネット社会に関与する反社会性力が陰に隠れていることも、表に出てきていることも指摘されたようでイヤミスやら怪談などを読むよりは背筋の寒くなる重い気持ちに浸ってしまった
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マネーの闇 戦後からあとの様々な経済の裏面。。 この辺りの豆知識を増やすために読んでみました。 内容的には知っているものが多く、 30分で一気読みです。
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冒頭、アノニマスのインタビューから始まるが、この本、いったい何を書きたいんだろうというのが第一印象。「ハッカーの世界が”闇の世界”とつながっていることを書きたいの?」という感じ。最終章もアノニマスのインタビューで終わっている。ふ~む、よく分からん。だからしばらく積読にしていた。 ...
冒頭、アノニマスのインタビューから始まるが、この本、いったい何を書きたいんだろうというのが第一印象。「ハッカーの世界が”闇の世界”とつながっていることを書きたいの?」という感じ。最終章もアノニマスのインタビューで終わっている。ふ~む、よく分からん。だからしばらく積読にしていた。 著者の一橋文哉さんはペンネーム。「闇の世界」をテーマにするジャーナリストだから、本名、身元などは一切、公開していないらしい。 実は、そこにこの本の面白さがあるんだと気が付いたのは、積読状態だったこの本の、満州事変の経緯から戦後のフィクサー誕生までの歴史や、ライブドア事件の真相の経緯を読んだときから。要するに、この人の専門は裏社会。歴史を振り返っても、裏社会には金が絡む。そして現代のネットワーク時代にも裏社会があり、金が絡む世界がある。世の変化に応じて、裏社会につながる構造は変わる。だが、表があれば裏がある。そしてそこには金が絡むという構造は変わっていない。そういう風にこの本は読むんだなと思った。 満州事変のきっかけ、活躍した人たちの関係と背景、各種結社や謀略に関与した機関の話し、大物右翼たちとのつながりなどの話しはとても興味深い。久しぶりに、時間が経つのを忘れて読み込んでしまった。 ライブドア事件の顛末も面白い。堀江貴文と側近役員の宮内亮治、そして懐刀の元役員、野口英昭。投資事業組合、株式交換、そして株式分割の3セットを駆使したライブドア流錬金術は、野口が生み出したものだったが、その野口は那覇市のカプセルホテルの一室で出血多量で死んだ。警察は早々に自殺と断定し操作を打ち切ったが、これは本当に自殺なのだろうかという考察。確かに、自殺ではなくて他殺という可能性も大いにあると思わせる。そして著者は、野口の周りには多くの暴力団や闇の紳士たちが蠢いていたと指摘する。 アノニマスの話しより、この2つの話しを読むことは価値がある。この著者の本領発揮の部分だと思った。
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