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標的の男 警視庁追跡捜査係 ハルキ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2013/01/12 |
JAN | 9784758437134 |
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標的の男
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商品レビュー
3.4
42件のお客様レビュー
堂場瞬一の警視庁追跡捜査係シリーズの沖田大輝刑事を初めて読む。犯罪被害者支援課シリーズの中の『チェンジ』に沖田刑事が登場する。 沖田刑事は容疑者熊井を追いかけて、骨折し取り逃す。失態である。沖田は病院生活となる。西川大和から膨大な捜査資料を渡され読むように言われる。通常は、現...
堂場瞬一の警視庁追跡捜査係シリーズの沖田大輝刑事を初めて読む。犯罪被害者支援課シリーズの中の『チェンジ』に沖田刑事が登場する。 沖田刑事は容疑者熊井を追いかけて、骨折し取り逃す。失態である。沖田は病院生活となる。西川大和から膨大な捜査資料を渡され読むように言われる。通常は、現場で仕事するのであるが、書類読みは西川の仕事であり、苦手である。 5年前の墨田区の不動産業者の強盗殺人事件が、受刑者が突然証言をして、犯人が浮かび上がった。それが熊井だった。受刑者は、熊井の仕事の同僚だった。熊井は転々と仕事を変えていたが、たまたまその受刑者と同じ職場だったことがある。熊井と一緒に酒を飲んだ時に、実は殺人をしたという告白を聞いたという。それで、熊井を追いかけることになった。 沖田は、捜査資料を見ているうちに、パソコンに刺さっていたUSBがなくなっていることに気がつく。そのUSBが実に重要な役割を果たしていた。 そして、熊井は電車に飛び込み自殺をした。それで、一旦事件は終わったかに見えたが、沖田は松葉杖をつきながら服役囚に会いに行く。その服役囚に弁護士が訪問していたことに疑問を抱く。その弁護士を追いかけていくと、殺された墨田区の不動産業者の息子であったことが判明する。 そして、沖田大輝と西川大和は、事件の真相を明らかにする。
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犯人が最初から分かっているが捕まらない。 やっと見つけたと思いきや逃げられる。 そんな始まりで 沖田は怪我をし、西川が現場に出る。 前作までの彼らの得意なやり方を逆にした展開 それでも沖田は資料は読み込まないし、 西川は空振りばかり 逃走していた犯人が死んだことで事件が動き出し、 全く話に上がっていなかった情報提供者の弁護を担当した弁護士が浮上 読み終えてから思うが、情報提供者が服役中の人間だなんて物語最初からおかしな話である 結末は自分の保身しか出来ない人間達の計画したものだった 犯人とされた男にも、計画に巻き込まれる弱みはあったにせよ不快な話だった 逮捕後の取り調べでの家庭環境を棚に上げて、自分を正論化する様は醜かった 沖田は結婚に踏み切れずにいる響子との関係を随所で考えているが、結婚はしばらく先だろう
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服役中の男からの証言で、お蔵入りになっていた事件が浮上する。 正義の職に勤めようと、悪の生業に身を置こうと、人間には表の顔と裏の顔があり、何かが引き金で裏の顔が出てくることがある。 置かれた環境が心を蝕み、年月が経つと鬱屈した精神はそれが日常になってゆく。 絆という言葉...
服役中の男からの証言で、お蔵入りになっていた事件が浮上する。 正義の職に勤めようと、悪の生業に身を置こうと、人間には表の顔と裏の顔があり、何かが引き金で裏の顔が出てくることがある。 置かれた環境が心を蝕み、年月が経つと鬱屈した精神はそれが日常になってゆく。 絆という言葉のもどかしさと、人間という脆さが描かれた一冊でした。
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