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ピーター・パン 新訳 角川つばさ文庫

J・M.バリー【作】, 河合祥一郎【訳】, mebae【絵】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アスキーメディアワークス/角川グループパブリッシング
発売年月日 2013/01/12
JAN 9784046312730

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ピーター・パン 新訳

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商品レビュー

4

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2020/07/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

改めてしっかり読んだことがなかったので手にとった。随所に使われる絵がとてもかわいくて上手い。 ずっとピーターパンは3兄弟のところに現れたのだと思っていたけど、ピーターパンはウェンディのところに来たんだな(弟2人はおまけ)。 ピーターパンは「おかあさん」のお話を聞きにきたという。ネバーランドの迷子たちも母を恋しがり、ウェンディは彼らのおままごとみたいな「おかあさん」になる。ピーターはおとうさん役。 でもどんなにティンカーベルやタイガー・リリー、そしてウェンディが熱視線を注いでも、ピーターパンは恋を理解しない。第二次成長はダメなのか。 この語り部は誰目線なのだろう?先にこれからの展開をバラしたり、ダーリング夫人に行っちゃおうかと考えたり。謎の語り部がこんなに前に出てくるのは珍しいと思う。 戦いのシーンは子供たちが平然と「海賊を殺した」と表現されたのには驚いた。 ウェンディが大人になってから、子供のままのピーターパンに会うシーンは、時の残酷さを感じた。 元々ピーターパンの物忘れがヤバいと思っていたが、フック船長やティンカーベルのことまで忘れていたのはショックだった。 ピーターパンは春の大そうじの時にウェンディや娘のジェイン、そのまた娘のマーガレットとダーリング家の少女の元に現れる。 親目線からは娘達が代々春に行方不明になるのは頭がおかしくなりそうだと思うんだがなぁ。

Posted by ブクログ

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