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父親はどこへ消えたか 映画で語る現代心理分析 シエスタシリーズ
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父親はどこへ消えたか 映画で語る現代心理分析 シエスタシリーズ

樺沢紫苑【著】

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父親はどこへ消えたか 映画で語る現代心理分析 シエスタシリーズ

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 学芸みらい社
発売年月日 2012/11/01
JAN 9784905374121

父親はどこへ消えたか

¥605

商品レビュー

5

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2019/02/21

【父性】 自分の父親について考えたい。 父親としての自分について考えたい。 と思い、読んでみる。 そもそも『父性ってなんだ?』って考えたことがなかった。 著書の中で… 父性とは『断ち切る』こと(厳しさ。規範を示し、自立・分離をうながす) 母性とは『包み込む』こと(優しさ。守り、...

【父性】 自分の父親について考えたい。 父親としての自分について考えたい。 と思い、読んでみる。 そもそも『父性ってなんだ?』って考えたことがなかった。 著書の中で… 父性とは『断ち切る』こと(厳しさ。規範を示し、自立・分離をうながす) 母性とは『包み込む』こと(優しさ。守り、育て、分け隔てなく慈しむ ) 読み進めると、この内容が具体的に腑落ちした。 理由は『父性』について、洋画、邦画、アニメをとおして語られていること。 100本以上あげられているので、誰でもひとつくらいは見たことあるはず。 なのでイメージしやすい。 読了後、気づきが2つ。 1. 作中の『現代は、ただ黙っていても父親として見てもらえる時代ではない。』との言葉。 ↓ 確かに!。 だから、自分に問うて、相手に伝え、行動することって大事なんじゃないかと思う。 それも『父性』なのかと。 だとしたら、自分が他者に憧れる部分は、男女問わず、相手の『父性』なんじゃなかろうか? 2. 個人的には<悪しき父親パターン例>の 『強すぎる父親=エヴァの碇ゲンドウ』、 『弱い父親=ポニョのフジモト』、 『普通の父親=ガンダムのテム・レイ(酸素欠乏症状態の)』 のたとえが秀逸だと思った。 ちなみに、私にとっての理想的父性像はシティーハンターの『冴羽リョウ』。 ただ、理想に反して私の見た目は『海坊主化』している。 でも、海坊主も好きだから、良しとする(^^)

Posted by ブクログ

2017/05/05

筆者の本は何冊か読んでいますが、 ①映画やアニメの中の「父性」について述べていること ②私自身が4才児の父親であること ③私が、2歳の時に父親を亡くしていること 以上の3つの理由から、この本を手に取りました。 特に気になった点としては、 ①父親とは乗り越えるべきもの(父親殺し...

筆者の本は何冊か読んでいますが、 ①映画やアニメの中の「父性」について述べていること ②私自身が4才児の父親であること ③私が、2歳の時に父親を亡くしていること 以上の3つの理由から、この本を手に取りました。 特に気になった点としては、 ①父親とは乗り越えるべきもの(父親殺し) ②父性の役割 ③弱くなった父親、強くなった母親 幼き時から父親不在で育ち、やがて父親となった自分が では、「父性はどうあるべきか」を探りながら読んでいましたが 本の中からは見つけることはできませんでした。 筆者はそれは自身で見つけてくださいと言っていると察します。 映画好きでなくとも、今父親であってもなくても十分納得、 共感できる本だと思います。

Posted by ブクログ

2013/12/25

映画の中の人間関係を、フロイト・ユングの心理学をベースに解釈。 「父性:規範を示すこと」「母性:包容すること」を軸に、エディプスコンプレックスなど典型的なキーワードを使って紐解いている。 文章が明快で、映画に詳しくなくても、また心理学に詳しくなくても、主旨がよく理解できる。

Posted by ブクログ