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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2012/12/10 |
JAN | 9784532318604 |
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
日本の航空機産業の現状 ・主要先進国に比べて規模が小さい。 ・日本の工業界の中に占める割合が小さい。 ・全体的には、海外市場向けが増え、民需比率が高くなってきている。 ・装備品はまだ防需比率が大きい。 ・貿易収支は、恒常的に入超状態が続いている、 ・民需では海外企業(特に米国企業)への協力が大半であり主導権が取れていない。 民間機開発のリスク ・開発に長期間を要する。 ・巨額の投資額を要する。 ・投資の本格的な回収開始時期が遅い。 ・投資額の回収に長期間を要する。 ・投資が回収されないケースがある。 1. 武器輸出三原則(1967.4.21) 武器輸出三原則とは、次の三つの場合には武器輸出を認めないという政策をいう。 (1)共産圏諸国向けの場合 (2)国連決議により武器等の輸出が禁止されている国向けの場合 (3)国際紛争の当事国またはそのおそれのある国向けの場合 2. 武器輸出に関する政府統一見解(1976.2.27) 「武器」の輸出については、平和国家としての我が国の立場から、それによって国際紛争等を助長することを回避するため、政府としては、従来から慎重に対処しており、今後とも、次の方針により処理するものとし、その輸出を促進することはしない。 (1)三原則対象地域については「武器」の輸出を認めない。 (2)三原則対象地域以外の地域については、憲法及び外国為替及び外国貿易管理法の精神にのっとり、「武器」の輸出を慎むものとする。 (3)武器製造関連設備の輸出については、「武器」に準じて取り扱うものとする。 [三木総理(当時)が衆院予算委(1976.2.27)における答弁において「武器輸出に関する政府統一見解」として表明]
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データ等は少し現状に遅れる部分もあり、Webから最新情報を参照したほうがいい気もするが、俯瞰的に業界動向を整理できた。 自社も同様な取り組みをしてきたなあと感じたコラムBはよくまとまっていて、今後業界に参入する方にとても参考になると思われます。
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三菱航空機のMRJやホンダのホンダジェット。 YS-11より長きに渡って停滞していた日本の独自民間機製造販売が動き出してからしばらくたった現在ですが、航空機産業に対する(私も含めた)世間の理解は余り深いものとは言えません。 本書は長年に渡って航空機産業に係わってきた著者がその様...
三菱航空機のMRJやホンダのホンダジェット。 YS-11より長きに渡って停滞していた日本の独自民間機製造販売が動き出してからしばらくたった現在ですが、航空機産業に対する(私も含めた)世間の理解は余り深いものとは言えません。 本書は長年に渡って航空機産業に係わってきた著者がその様な現状を打開しようとする意図で書いた一般向けの航空機産業解説本です。 航空機産業と言っても人によって様々な定義があるでしょうが、本書では機体製造、エアライン、MRO(メンテナンス、修理、オーバーホール)の3つから成り立つものとしています。 この内大きくページを割いているのが、機体製造、次いでMRO。 エアラインについては300ページ超の本書の内、数ページしか割いておらず、簡潔な解説となっています。 本書の趣旨は、 ・自動車の構成部品数が約3万点の一方で航空機は300万点となっており、その産業の裾野は自動車産業の比ではない。 ・従って、航空機産業を育成することは優れた産業振興策であり、日本にはその為の技術的なポテンシャルがある。 ・しかし、適切な政策がとられていない と言うものです。 これ以外にも日本の強み、弱味や国際分業体制が進んだ世界の航空機産業の現状、機体開発行程、エンジン開発行程、材料、装備品産業の状況が、豊富に掲示されている図などにより解説されています。 尚、本書の解説では、最初に1~5などと言った数字をふった項目一覧を掲示し、その後に各項目ごとの解説を行うと言うスタイルが多用されているのですが、初めて接する内容と言うこともあってか、後の解説において、いったい何について解説しているのかを忘れ、前のページ戻って最初の項目一覧を見直すと言う手間が発生したのが若干面倒でした。 しかし、上記の通り、門外漢には余り目にすることがないであろう航空機産業に関する豊富な統計データが掲示されており、(少なくともこの書評を書いている2013年3月現在では)和書に類書がないこともあって価値ある一冊となっています。 また、著者曰く、文系の人にも理解してもらえる様に、専門的な技術解説は出来るだけ省いたとの事であり、実際、本書に登場した数式は空気抵抗を求めるものだけであり、それすらも内容が理解できなくても本書の内容理解に一切支障がありませんでした。 とは言え、本書の文体は小説的なものとは言えず、どちらかと言えばレポート的な文体が採用されています。 従ってレポート形式は苦手と言う方にとっては読むのに若干の抵抗を感じるかも知れませんが、豊富な統計データを用いた解説や、著者自身の経験に基づく航空機産業への就職を希望する学生やこの分野への新規進出を考えている企業へのアドバイスなども記載されており、これまでに出版されてきた一般向けの航空関連書籍とはひと味もふた味も違った内容となっています。 この様な内容ですので(少なくとも今の所)一般人が航空機産業に対する適切な理解を持ちたければ本書が一番おすすめではないかと思います。 興味をお感じになられれば一読されてみては如何でしょうか。
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