夢が叶う12月 バンブーC麗人セレクション

山田ユギ(著者)

• 販売会社／発売会社: 竹書房
• 発売年月日: 2012/12/17
• JAN: 9784812480625

商品レビュー

2012/12/23

待ちに待ったユギ先生の新刊を手にする事の出来る喜び！短編集ですが、どの作品もテンポがよくて笑いと涙と萌えのバランスが最高＼(^o^)／
中でも好きなのは「さすらい」の飄々としたおじさん攻×ビッチ受\(//∇//)\ユギ先生の作品には主役じゃなくても魔性の受キャラがよく出て来ますがどれも私の萌えツボどストライクなんです。今回も普段は憎まれ口叩いてばかりで素直じゃない男のラストの涙は…反則ですよ(T_T)「とまどい」のぼやんとした漫画家先生もいい味出してるし「リフレイン」も短編なのに内容が濃くてシリアスな作品で凄く好き。
どのキャラも愛おしくて続きが気になるラストに嬉しい描き下ろしがあります。やっぱりユギ先生大好きだ〜と実感した作品でした。

2012/12/20

一昔前の短編集に描き下ろしがついた新装版。
でも、まったく古さを感じさせないし、今読んでもすごく面白いんです。天才的にBLセンスがいいですよね。たっぷりの色気と、きゅんとさせて笑わせる独特のコメディ色に心をわしづかみされました。

短編は薄味になりがちで、あんまり好きじゃないけど、山田ユギｾﾝｾの短編は大好き。どの話も何かがダダ漏れで、ものすごく濃厚！！

一番のお気に入りは「リフレイン」
ゲイの竹内は、入社したばかりの新人である杉尾のことが気になります。杉尾は、背がとても高くてひとまわりも年下で、どうみてもノンケ。好意を持っても、後で泣くのは辛いと臆病になる竹内です。
ところが、杉尾も好意を持っていてくれたことがわかり、二人は付き合うようになるのですが、実は…

かなり切ない話です。どこまで相手を許せるか？わだかまりを感じることなく愛し合えるのか？乗り越えるべきものが大きすぎました。
この話は、カバー下で後日談を読むことができます！オチがついていて愉快に笑えるようになっているのがニクいです。15年後というのが最高。私的には耐性がつきはじめたので、もっと、フケてからでも大丈夫です！

表題作もお気に入りです。新作と言われたら信じてしまうくらい古さがないですよね。初っ端からエロくて笑わせてもらいました。
コンビニバイトの山本と新井。この二人ももちろんいいけど、脇キャラでバイト仲間のぽっちゃりがとってもいいヤツ♥かわいい彼女がいることに納得できます。
おまけマンガが、ほんとに面白かった。それぞれのcpが全員集合で大サービス。愛も、エロも、てんこ盛りでした。