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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2012/12/07 |
JAN | 9784022510426 |
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
第一部は事実を交えた検証、第二部は音声の書き起こし。てんで役に立たないコラムが間にいくつか。 現場と東京の断絶が凄まじい。現実的な危機と焦燥が渦巻く現場、一方で東京は、命令系統や外部対応の体裁づくりで頭がいっぱい。会社勤めをしていると、こういう意識のズレは「普通にあること」と麻痺...
第一部は事実を交えた検証、第二部は音声の書き起こし。てんで役に立たないコラムが間にいくつか。 現場と東京の断絶が凄まじい。現実的な危機と焦燥が渦巻く現場、一方で東京は、命令系統や外部対応の体裁づくりで頭がいっぱい。会社勤めをしていると、こういう意識のズレは「普通にあること」と麻痺してしまいがちだけれど、この極限状態では、トップの現実感の薄さ、理解の弱さが、ごまかしきれない害として浮き彫りになってしまう。 全部をつぶさに読みこなすには自分が不勉強な部分も多くあったけれど「あれはこのときのことか」と、伝え聞いた報道の断片と、当時起こっていたことを照合できる部分は多々あった。そういう意味でも読む価値のあった一冊。
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テレビ会議の書き起こしをまとめたものです。 事故当時のリアル感や,同時並行で起こる事象への対応,発電所だけでなく国やマスコミへの対応を行ったことなど,混乱の中で考えられていたことがありありとわかります。 読んで感じたことは,これだけの知識力と判断力を持った人たちが集まり,万全と思...
テレビ会議の書き起こしをまとめたものです。 事故当時のリアル感や,同時並行で起こる事象への対応,発電所だけでなく国やマスコミへの対応を行ったことなど,混乱の中で考えられていたことがありありとわかります。 読んで感じたことは,これだけの知識力と判断力を持った人たちが集まり,万全と思われる対応を取っていてもあの事故は防げなかったんだなあということです。 原子力保安院や官邸の判断を待つために現場が動けないくだりなどは,読んでいるこちらもイライラして,早く説得しに行けよ!と感じました。 原子力が今後どうなっていくのかは分かりませんが,ヒューマンエラーの事故が頻発している昨今,どのように事故時の対応を行っていくのだろうかと考えさせられる良書でした。 たまに差し込まれるコラムは,結論ありきな内容になっているし,本書の内容とあまり合っていないし蛇足だと感じました。
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東京電力が、「原発」という危険なツールを任せられない企業であるとは思っていたが、本書で明らかになった「テレビ会議」の検証はそれを確信させるものであると思った。 下請け・孫請けなどのピラミッド型な重層的な企業群による事業構成は、日本の企業においてはお馴染みのものである。 「経...
東京電力が、「原発」という危険なツールを任せられない企業であるとは思っていたが、本書で明らかになった「テレビ会議」の検証はそれを確信させるものであると思った。 下請け・孫請けなどのピラミッド型な重層的な企業群による事業構成は、日本の企業においてはお馴染みのものである。 「経済合理性」を考えると当たり前の事なのかもしれないが、本書によると、福島原発事故時に消防自動車を運転出来る人間が下請け会社にしかおらず、契約外の危険な仕事に躊躇し、必要な対策が遅れたとある。 それはそうだろう。契約外の危険な仕事で致命的な損害を受けても、東電が充分な保証をしてくれるとは限らない。 下請け・孫請けとはそのような関係であることは、かつて「原発ジプシー」などの告発で明らかだろうと思えた。 してみると、原発は「経済合理性」とは別のシステムによって運営されるべきなのだろう。 東電のだらしなさは本書で明らかではあるが、「東電テレビ会議」の記録を「プライバシーを盾に全面公開を拒否」とは許されないどころか犯罪的所業であるとさえ思った。 これだけの被害を引き起こした以上、すべての記録は「公共財」であり、社会に生かされなければならないと考えるのは当然である。 記録の全面公開が行われていれば、本書はもっと辛辣なものとなったのかもしれないと思うと、「東電という組織」に対し暗然たる思いを持った。 本書は、福島原発事故後の東電の対応を記録、検証したものであり、予想通り東電のひどさを明らかにしているが、「全面公開拒否」については、マスコミとしては抗議のみではなく、裁判を含めたもっと強硬な対応はできなかったのかとも思った。
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