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ビリー・バッド 光文社古典新訳文庫
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ビリー・バッド 光文社古典新訳文庫

ハーマンメルヴィル【著】, 飯野友幸【訳】

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ビリー・バッド 光文社古典新訳文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2012/12/06
JAN 9784334752637

ビリー・バッド

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商品レビュー

3

8件のお客様レビュー

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2024/04/20

『白鯨』があまりに有名なアメリカの作家メルヴィルの『ビリー・バッド』です 『白鯨』は読んだことある気がする あれ?途中で挫折したんだったっけ? まぁいいや『ビリー・バッド』だし うん冒頭からかなり退屈 何しろ主人公ビリー・バッドが動き出すまでに全体の1/4くらい進んでいる し...

『白鯨』があまりに有名なアメリカの作家メルヴィルの『ビリー・バッド』です 『白鯨』は読んだことある気がする あれ?途中で挫折したんだったっけ? まぁいいや『ビリー・バッド』だし うん冒頭からかなり退屈 何しろ主人公ビリー・バッドが動き出すまでに全体の1/4くらい進んでいる しかもなんかよく分からんことをつらつら語っているだけなので、別にたいして物語も進んでいない その状態で1/4読まされるのはつらーい そして古典の名作にありがちな「どうとでもとれますよ感」 エグい この読み手を試してくる感じ 巻末に「あなたはこの物語をどのように捉えましたか?(配点70/100)」って書いてあるのが見えました けっこう振り分けてきたねっていう あと30点は漢字問題かな?っていう もう堂々と回答欄に書いたるねん 「そんな知らんわ!」

Posted by ブクログ

2023/08/11
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※このレビューにはネタバレを含みます

伊藤亜紗『どもる体』で本作の主人公が吃音だと紹介されていたので、本棚に刺さっていたものを取り出して地元に向かう新幹線のなかで読み始めた。 7/15土 p.24まで 7/17月 p.46まで まだビリーを主人公とした本筋の話が始まらない! 当時の海軍への反乱や悪徳について、また軍艦の長の人物描写にページを費やしている。19世紀小説にありがちな冗長さ。ドストエフスキー『地下室の手記』第一部みたいなもんか。 ビリーの吃音はいっしゅんだけ言及があった。 7/31月 p.94まで めっちゃ難しい。意味わからん。 哲学的というか宗教的というか…な議論めいたものが続く。物語はあんまり動かない。 堕落、狂気、無垢 について ビリーが夜フォアチェインに呼ばれたとき吃音が出た。 8/1火 p.116まで なんかカミュの異邦人みたいになってきたな 世俗から一線を画した無垢な男主人公が偶然?に殺人を犯してしまい、裁判へ……という筋書きの古典中編小説 8/7月 p.146まで 8/8火 p.169まで 処刑執行。ビリー・バッドめっちゃキリストになぞらえられてて草 ビリー・バッドとバートルビー、無垢っぽいところは似ているが、従順さなどはわりと対極的か。あとは作品の文体、内容の難解さも対照的。 読んだ! 訳者の同僚による解説、うーん…… ・投稿用短文感想 伊藤亜紗『どもる体』にて、吃音者が主人公の小説として紹介されていたために驚いて、1年くらい前に古本で買っていたものを読んだ。 文章が難解すぎる! 哲学的・宗教的な議論か講釈めいたものがその多くを占めていて、今の自分の頭では、この読み易いらしい新訳でさえほとんど理解が出来なかった。世俗性が希薄で無垢な主人公がひょんなことから殺人を犯して裁かれる筋書きの古典的中編小説、ということでカミュ『異邦人』っぽさは感じた。『バートルビー』と共通する点もありつつ、かなり対照的な趣きの遺作だとも思った。

Posted by ブクログ

2020/06/21

面白いと言っていいのか。 モヤモヤした感じが残る小説だ。 水夫ビリー・バッドの人生。 ビリーは美男子で、周りの人間から愛されるキャラクターだ。 彼はある船で働いていたが、軍艦に徴用される。 その船でも彼は愛されキャラクターになる。やがて、こっそり彼に話しかけてくる謎の人物、そし...

面白いと言っていいのか。 モヤモヤした感じが残る小説だ。 水夫ビリー・バッドの人生。 ビリーは美男子で、周りの人間から愛されるキャラクターだ。 彼はある船で働いていたが、軍艦に徴用される。 その船でも彼は愛されキャラクターになる。やがて、こっそり彼に話しかけてくる謎の人物、そして彼を嫌う上官。こんなキャラクターが配置され、いよいよ盛り上がるか、というところで盛り上がらない。いきなり終わってしまうのだ。 これといったオチがあるわけではない、というか、オチはあるんだけどすっきりしない。突然始まって、突然終わってしまう感じだ。 いわゆる冒険活劇などではなく、ある人物の人生の1部分を切り取った感じ。 その中には、様々な人間が登場し、当時の時代背景などが説明される。 エンターテイメントではなく時代の空気を切り取ることに腐心したような小説だ。 浦沢直樹のコミックと関係があるのかは不明である。

Posted by ブクログ

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