1,800円以上の注文で送料無料

エピクロス 教説と手紙 岩波文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫
  • 1224-30-02

エピクロス 教説と手紙 岩波文庫

エピクロス(著者), 出隆(著者)

追加する に追加する

エピクロス 教説と手紙 岩波文庫

定価 ¥858

770 定価より88円(10%)おトク

獲得ポイント7P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2013/02/01
JAN 9784003360613

エピクロス

¥770

商品レビュー

4.3

21件のお客様レビュー

レビューを投稿

2026/01/22

この手の本(ちょっと小難しそう)は読みきれるか心配だったが、とても読みやすかった。注釈を順番通りに丁寧に読むとより理解しやすい。 肉体に苦しみがないこと、心境の平静こそが真の快であり、生きる目的とした哲学を展開。国事を避け、自ら庭園学校を築き、仲間と隠れて生きた。 エピクロス...

この手の本(ちょっと小難しそう)は読みきれるか心配だったが、とても読みやすかった。注釈を順番通りに丁寧に読むとより理解しやすい。 肉体に苦しみがないこと、心境の平静こそが真の快であり、生きる目的とした哲学を展開。国事を避け、自ら庭園学校を築き、仲間と隠れて生きた。 エピクロスの残した言葉のなかに「人の賞賛を勝ちうるよりも、私は誰にも理解されずとも、自然の研究に携わり、すべての人類に役立つことを語ろう」といった趣旨の言葉を残している。 飢えないこと、渇かないこと、寒くないこと。肉体の欲求が満たされているに満足して(そのうえで無駄な欲望を抱くのではなく)プラスアファ何をするかという前向きなニュアンスを感じた。 エピクロスの前向きに一歩引く姿勢は、大いに取り入れたい。

Posted by ブクログ

2026/01/07

ずっと無意識に無意味にメンヘラ哲学者ばかり触れてたから、精神への危うさを感じ、全体的にに前向きでパワフルなギリシア哲学の中から適当に選んで読んでみました。 エピクロスは、快楽という、刺激的なことをテーマに教説と手紙を説いていました。過激さなどの想像とは裏腹に、ゆるやかでシンプル...

ずっと無意識に無意味にメンヘラ哲学者ばかり触れてたから、精神への危うさを感じ、全体的にに前向きでパワフルなギリシア哲学の中から適当に選んで読んでみました。 エピクロスは、快楽という、刺激的なことをテーマに教説と手紙を説いていました。過激さなどの想像とは裏腹に、ゆるやかでシンプルで平穏な考えを持っていました。 欲望も贅沢をして快楽を得ることは悪いことではないです。しかし、基本シンプルに友情を大切に健康に平穏に目立たず生きることが「快」だと説明していました。でも極端を嫌います。欲を捨てシンプルを極めすぎれば苦しみます。たまに、スパイスでちょっと贅沢をしたり楽しむことより良くなるでしょう。 【メモ】 ストア派 →禁欲主義 エピクロス派 →快楽主義 人間の欲望 →無益なもの →自然なもの 無益な欲望 →富名声権力といった世俗的な欲望のこと →完全に人を満足させてくれることはない →まるで海水を飲むようにどれだけ満たされてもまだ足りないまだ足りないと渇きを与えるような飽くなき欲望 自然な欲望 →人間にとって無益ではない欲望 →必須なもの/必須ではないものと分類できる 自然ではあるが「必須ではない欲望」 →豪華な食事、豪邸、異性との官能的な欲望。いわゆる贅沢。 →それ自体は悪いものではない →これよりももっと人間にとって自然で必須な欲望があるのでそちらに目を向けるべき 自然で「必須な欲望」 →衣食住、友人、健康 →自分の身の丈にあった衣類、食事。自分のライフスタイルにあった住居で一緒にいて楽な友達。痛みもだるさもない健康的な身体。こういったものが人間が真にこだわるべき。 →つまり、人間を快の状態に導く欲望。 快の定義 →我々の意味する快というのは、道楽者の「快」でもなければ、静的な享楽のうちに存ずる「快」でもない。 →「肉体において苦しみのないこと」:体が健康であること →「霊魂において乱されないこと」:心が穏やかであること アポニア →肉体的な苦しみがない状態 アタラクシア →精神的な苦しみがない状態 アポニアとアタラクシアがあることで、 人間に精神的な快楽をもたらす理想的な状態 快と付き合うための注意点 →快は第一の生まれながらの善である →しかしどんな快でもかまわずに選ぶべきではない →なぜならその快がその快自体の何倍もの患いを我々にもたらす可能性があるからだ →これと同様にどんな苦しみも避けるべきとは限らない →我々はそれらを図り比べ利益と損失を考えることによって全ての悩みと苦しみを判別しなければならないのである 実践するため 「思慮」「自己充足」が大事 思慮 →思慮とは、最大の善である →思慮深く、美しく、正しく生きること →それなしに人は快く生きることができない →また快く生きるということのない人は思慮深く、美しく、正しく生きることができない 自己充足 →足るを知る →自分の中で、これで十分満足だと分相応のところで線を引き、それ以上のことを求めないこと →自己充足は我々は大きな善と考えている →つまり贅沢をもっとも必要としない人間こそがもっとも快く贅沢を楽しむのだ →パンも水も最上の快が、その人に与えられるのである。質素な食事に慣れておくと、人間は健康になれる。生活する上でやるべき仕事にもためらわずに向かうことができる →そして、たまにする贅沢な食事も心から楽しむことができる →自己充足が我々に与えてくれる最大の果実。それは「自由」なのだ 隠れて生きよ →全生涯の祝福を得るために、知恵が手に入れるものどものうち、友情の所有こそが分けても最大のものである。

Posted by ブクログ

2025/12/26

自分の人生の指針となった一冊。 2300年前の思考の断片が、現代も鮮明に響く。文字は奇跡である。 「隠れて、生きよ」 「自己充足は、あらゆる富のうちの最大のものである」 「低空飛行」という生き方。 派手な成功も、他者からの承認もいらない。ただ苦痛がなく、心が乱されない「アタラ...

自分の人生の指針となった一冊。 2300年前の思考の断片が、現代も鮮明に響く。文字は奇跡である。 「隠れて、生きよ」 「自己充足は、あらゆる富のうちの最大のものである」 「低空飛行」という生き方。 派手な成功も、他者からの承認もいらない。ただ苦痛がなく、心が乱されない「アタラクシア」の状態にあること。その静かな「快」こそが、人生のすべてだと教えてくれる。

Posted by ブクログ