![戦時下のベルリン 空襲と窮乏の生活1939-45](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001693/0016932364LL.jpg)
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戦時下のベルリン 空襲と窮乏の生活1939-45
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2012/11/24 |
JAN | 9784560082553 |
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戦時下のベルリン
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
勢いで買ってしまったまま積読だった全522ページ。やっとこの1週間の通勤時間で読了。読み始めたら面白くて毎日電車に乗りたくて乗りたくて。おかげで腕が筋肉痛です…。 ユダヤ人迫害の箇所は読むのが辛すぎましたが、ベルリン市民のメンタリティーがかなり日本人のそれと似ているように感じたり、戦時中の国民の耐乏生活がほぼ日本と変わらないとか、市民生活や街の景観がどのように変化していったかなど非常に参考になりました。もし自分がこのような立場に立たされたとき(もはやそういうことをシミュレーションしなくてはいけない時代になったように思われる)、果たして自分の信条に従って行動することができるか(おそらくできない)とか、いろいろ突きつけられた気がします。 「国」とかレベルで大義を考えることも必要だけど、一市民がどう生きていくか、あるいは死んでいくかという視線は絶対持っているべきだと思う。少なくとも私は、私も含め私にかかわるすべての人が戦争にまつわることで死んでほしくはないし、他人の命を奪うようなこともしてほしくはない。(ほんとは世界中の人が、とか言えたらいいのだけど) ひとついいなと思ったのは、ある青年がおそらく政治的信条とかそんなことではなく単純に敵国のポップス的音楽が好きで、いわゆる「敵性音楽」をクラブのようなところで聴き続けて(結局摘発)いたという事実。音楽はじめ芸術にはそんな力もある(もちろん体制側も市民のコントロールに大いに芸術を利用するのだけど)ことに勇気づけられる。
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ヒトラー全盛時のドイツ、とくにベルリンの市民の熱狂ぶりはニュース映画や資料映像等で今でも見られるが、その種の映像はゲッベルスの宣伝省の入念な統制下で撮られたものであって、ごく普通の市民が戦時下の日々をどのように送っていたかについては意外と知られていない。その意味では、戦時下のベ...
ヒトラー全盛時のドイツ、とくにベルリンの市民の熱狂ぶりはニュース映画や資料映像等で今でも見られるが、その種の映像はゲッベルスの宣伝省の入念な統制下で撮られたものであって、ごく普通の市民が戦時下の日々をどのように送っていたかについては意外と知られていない。その意味では、戦時下のベルリンを生きた人々の日記やナチスの極秘公安資料、さらにはあの過酷な日々を生き抜いた人達へのインタビュー等を通じて第2次大戦下のベルリンの日々を再構築した本書は、まさに足で書いた貴重なドキュメントといえるだろう。 第2次大戦の幕が切って落とされたポーランド侵攻の日も、さらにはナチス・ドイツの栄光の絶頂だった筈のパリ陥落の日も、号外を受け取る人が案外と少なく、束になって置き去りにされていたという記録は、じつに印象的であった。
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本書は1939年から終戦までのベルリン市民の暮らしの変化を、個人の日記や回想録、さらには生き残った人々の証言から描き出す。抵抗・密告・どっちつかずの無関心な大衆の諸相も紹介され、戦況の悪化と共に増幅する恐怖の支配が生々しい。 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=08255 (破局に進む)「戦時下のベルリン市民が、…ナチ化されたロボット人間の洗脳された大衆だったと想像するなら、大事な点を基本的に見逃していることを本書が立証するのを願っている」(序)。
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