東日本大震災の科学

佐竹健治, 堀宗朗【編】

• 販売会社／発売会社: 東京大学出版会
• 発売年月日: 2012/11/22
• JAN: 9784130637107

商品レビュー

2018/11/14

☆どうもわからないと思ったら、東京大学で、2011年前期課程の全学自由研究ゼミナールの結果をまとめたもの。

2014/06/26

東京大学の様々な分野の研究者が，多角的かつ科学的に分析した「災害の科学」最先端をわかりやすく解説．今回の震災の分析にとどまらず，将来の大地震（首都圏直下，南海トラフ）に向けて，建設的・科学的な提言を行う．

2013/07/16

『あの日』に一体何が起こっていたのか？本書は東京大学の各分野の研究者達が最新の資料を基に開設するものです。「わかりやすく」とは書いておりますが、それは彼らの基準で、やはり最低限の地学の知識は必須です。

僕は高校時代、地学を取っていたのですが、恥を承知で言うと、成績は赤点すれすれの超低空飛行で、浪人時代もセンター試験用に授業を予備校で受けてはいたものの、成績は伸びずに私学一本で受けることになり、それ以来地学とは縁遠い人生を送っておりましたが、「３・１１」以降、あの巨大地震がどのようにして起こったかということに興味を持って本書を手にとって見たものの、正直、内容のあまりの専門性と文章の難しさで、内容の２割も頭に入っていないまま、この文章をしたためております。

地震がいかにして起こるかは頭に入っておりますが、ここでは様々なデータを駆使し、『あの日』の本質に迫っていることはかろうじてわかりました。執筆陣は東京大学の様々な分野の研究者であり、多角的かつ科学的に分析した「災害の科学」の最先端のこと、みたいです。「わかりやすく」とは触れ込みでかかれて降りますが、最低限高校卒業程度の地学の教養があることが前提です。興味がもしあればどうぞ…。