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明治“美人
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明治“美人"論 メディアは女性をどう変えたか NHKブックス1198

佐伯順子【著】

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明治“美人

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2012/11/29
JAN 9784140911983

明治“美人"論

¥220

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2014/09/03

明治の恋愛結婚にはキリスト教の思想的背景があったらしい。だから日本人は結婚式を教会で挙げたがるんだそう。 一方、写真はお見合い写真として結婚のあり方を変えた。本当に写真だけで結婚を決めてたみたい。 あとは、被写体となって見られる女はもっぱら芸者であった時代から、段々と令嬢ブーム...

明治の恋愛結婚にはキリスト教の思想的背景があったらしい。だから日本人は結婚式を教会で挙げたがるんだそう。 一方、写真はお見合い写真として結婚のあり方を変えた。本当に写真だけで結婚を決めてたみたい。 あとは、被写体となって見られる女はもっぱら芸者であった時代から、段々と令嬢ブームやセレブの家族写真へ。

Posted by ブクログ

2013/02/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

1.佐伯順子『明治〈美人〉論 メディアは女性をどう変えたのか』NHK出版、読了。本書は近代化という時代の転換期の中で、新しいメディア(新聞・雑誌・写真)が女性をどのように表象したのかを明らかにする一冊。当時の美人とは芸者を意義する言葉。日本で最初のミスコンの参加者の全ては芸者だ。 新しい時代を告げる女性のシンボルは「女学生」。「女性雑誌」は、やがて良妻賢母へとの意義を強調する。雑誌や新聞は皇族や家族の夫人・令嬢の洋装写真を掲載し、ビジュアル化された「よき家庭」像を演出するが、論調は良妻賢母高調のみではない。 大正・昭和に開花する職業女性の萌芽だけでなく、キリスト教に示唆を受け、外面の美に対する内面の美という論調も見られ、トータルとしては、単一な女性像への収斂というよりも、様々な生き方がせめぎあっていた。図版も多く実像を立体的に理解できる一冊。

Posted by ブクログ

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