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トスカの接吻 オペラ・ミステリオーザ 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/11/15 |
JAN | 9784062774000 |
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トスカの接吻
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商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2012/11/19 Amazonより届く。 2019/9/11〜9/14 芸術探偵シリーズ第2弾。と言っても、前作えお読んだのが5年前で、設定をなかなか思い出せなかったが。 プッチーニのオペラ、「トスカ」の舞台で衆目の集まる中起こる殺人。読者への挑戦もある、本格であるが、散りばめられる芸術のあれこれが面白い。提案された新解釈の「トスカ」、見てみたいなぁ。
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神泉寺瞬一郎のシリーズ。これは作品内で時系列がちゃんとあるんですね。先日読んだ「ジークフリードの剣」の次になってる。そこら辺の話もでてきてるし。 今回は歌劇『トスカ』公演の真っ最中に舞台上で起きた殺人。真相に至る推理もさることながら、この手の話に疎い自分からすると歌劇とか知らない...
神泉寺瞬一郎のシリーズ。これは作品内で時系列がちゃんとあるんですね。先日読んだ「ジークフリードの剣」の次になってる。そこら辺の話もでてきてるし。 今回は歌劇『トスカ』公演の真っ最中に舞台上で起きた殺人。真相に至る推理もさることながら、この手の話に疎い自分からすると歌劇とか知らない世界をいろいろと勉強できてそれがまた趣深い。知ってる人からしたら退屈だったりいろいろ反論したいところもあったりするのだろうか? 話の展開とかは決して明るくもないのにおなじみ大癋見警部のとぼけた味わいで馬鹿馬鹿しさもたっぷりってのがとぼけた味わいにもなっていいですね。
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事件の中に芸術趣味が違和感なく溶け込んでおり、物語を構築する巧さが光ります。 事件の謎自体は、凶器の入れ替わりという地味なものですが、それがオペラの舞台上で行われたことにより、印象深くなっています。 そのオペラに関する蘊蓄の量は膨大ですが、前作同様読みやすく、興味すら湧きます。 ...
事件の中に芸術趣味が違和感なく溶け込んでおり、物語を構築する巧さが光ります。 事件の謎自体は、凶器の入れ替わりという地味なものですが、それがオペラの舞台上で行われたことにより、印象深くなっています。 そのオペラに関する蘊蓄の量は膨大ですが、前作同様読みやすく、興味すら湧きます。 第二の殺人ではダイイングメッセージという謎が紛糾しますが、二つのメッセージに関連性が見られず、つかみ所のないものになっています。 この二つの殺人の真相は、芸術探偵の言う通り、根っこの部分では繋がっているもので、よく出来ていると思います。 とりわけ第一の殺人での、犯人の出入りに関するトリックは、膝を打つこと請け合いでしょう。 ダイイングメッセージはわかるわけない。というのが正直なところですが、鏡に書かれた口紅文字の真相は疑惑のずらし方が秀逸だと思いました。
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