くろねこのなみだ ショコラ文庫
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くろねこのなみだ ショコラ文庫

夏乃穂足【著】

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くろねこのなみだ ショコラ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 心交社
発売年月日 2012/11/12
JAN 9784778113780

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2021/03/28

猫から人間への転生ファンタジーです。 クロが健気でひたむきで一生懸命で、でも猫のときのように甘えられない寂しさが切なくて、ハラハラと泣けてしまいました。 懐いてるペットはこんな風にいろいろ飼い主のこと考えてるのかなぁ? “人間の生活が理解できない猫の、物の見方や考え方”がよく思い...

猫から人間への転生ファンタジーです。 クロが健気でひたむきで一生懸命で、でも猫のときのように甘えられない寂しさが切なくて、ハラハラと泣けてしまいました。 懐いてるペットはこんな風にいろいろ飼い主のこと考えてるのかなぁ? “人間の生活が理解できない猫の、物の見方や考え方”がよく思いつくなぁ〜と思います。 歩数の違いとか、スーパーでの感動とか、人間では自然な光景を猫目線で考えるって、発想力ですよねぇ〜。 実際に夏乃先生ご自身もあとがきで苦悩されたことを書かれていますが、目に見えないものを想像だけで違和感なく自然に書き上げるって大変だなぁ…。 読後はうちで飼ってる熱帯魚を見ながら、この子達は何を考えてるんだろうな…ってぼんやり考えてみたりもしました^^

Posted by ブクログ

2014/10/05

初めて読んだ夏乃さん作品。瀕死の猫と人間の中身が入れ替わってしまうファンタジーなお話。 いろいろツッコミどころはあるけれど、心の機微を書き表すのが上手い作家さんだと感じた。誰かが誰かを想う気持ちが、優しく温かい言葉で綴られる。 猫のクロが人間の瑞樹と入れ替わって、大好きな克己と...

初めて読んだ夏乃さん作品。瀕死の猫と人間の中身が入れ替わってしまうファンタジーなお話。 いろいろツッコミどころはあるけれど、心の機微を書き表すのが上手い作家さんだと感じた。誰かが誰かを想う気持ちが、優しく温かい言葉で綴られる。 猫のクロが人間の瑞樹と入れ替わって、大好きな克己と一緒にいるために人間のルールを学んだりお箸の練習をしたり。動物の無邪気さそのままな玖朗(クロ)はとても可愛かった( *´艸`) 特に回転寿司を食べに行ったエピソードが好きだなぁ♪ 元猫のクセに「おいしい」を表現する語彙が豊富な玖朗にいろいろ聞きたいけど(笑)、その場にいたらきっと寿司職人と一緒に微笑んでしまう。素直で感激屋で生命力そのもののような玖朗の存在は、克己じゃなくてもほだされちゃうよね…。 しかし沙耶子とラッキーの繋がりは、正直要らなかったかな~と思った。ご都合主義が急に鼻についた感じ。途中でも、玖朗が「自分を猫のクロだ」と証明したいなら、ブチの話やお互いしか知らない話をすればイイのに…と思ったけど、それは最後まで取って置きたいネタだったようで。そのネタを使えば証明できる自分の正体を「でもま、いっか!」と玖朗が流す事で、ラストの新しい絆の強さを強調したかったのかな( ;∀;) ファンタジーは読み手を納得させられるかどうかが成功に関わってくるので難しいと想うけど、トータルするとプラマイ0で、★3つかな。作風は嫌いじゃないので、他の作品も読んでみたい!

Posted by ブクログ

2013/11/30

初読み作家さん。猫と人間の心が入れ替わるファンタジー。獣医の克己×人間と心が入れ替わった黒猫のクロ(玖朗) 読む前は正直あまり期待してなかったが見事に裏切られました。初めは克己に自分がクロなのだと分かってもらうためだけに必死だった玖朗。しかし、少しずつ克己の気持ちも分かるように...

初読み作家さん。猫と人間の心が入れ替わるファンタジー。獣医の克己×人間と心が入れ替わった黒猫のクロ(玖朗) 読む前は正直あまり期待してなかったが見事に裏切られました。初めは克己に自分がクロなのだと分かってもらうためだけに必死だった玖朗。しかし、少しずつ克己の気持ちも分かるようになり克己が喜んでくれるように。克己が幸せになれるように。と必死に考え行動する玖朗に涙が…。克己も克己で色々と思うところがあって自分の気持ちに正直になれないでいる。みんな幸せになって!と思いながら読み進めました。

Posted by ブクログ

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