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小説の聖典 漫談で読む文学入門 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2012/11/06 |
JAN | 9784309411866 |
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小説の聖典
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小説の聖典
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共に作家の奥泉光さんといとうせいこうさんのとても刺激的な対談集。 副題に『文学入門』とついているが、これが『入門』なのか?というような高度な(私にとっては)おはなしがつづく。 でも主に奥泉さんがボケて、いとうさんがつっこむ漫談方式のお陰でクスクス笑いながら読まされてしまう。 奥泉...
共に作家の奥泉光さんといとうせいこうさんのとても刺激的な対談集。 副題に『文学入門』とついているが、これが『入門』なのか?というような高度な(私にとっては)おはなしがつづく。 でも主に奥泉さんがボケて、いとうさんがつっこむ漫談方式のお陰でクスクス笑いながら読まされてしまう。 奥泉さんのお子さんの保育園の学芸会の話題(爆笑)からフロイトの‘ユーモアについて’の話題に持っていくおふたりの手腕に酔ってしまい、自分には絶対読みこなせない書物も読みたくなる(笑) たぶん百分の一も理解できていないと思うけど、それでも面白かった。 あと、作家であるいとうさんの口から「誤読してもいい」の言葉が聞けたのもホッとした。 脚注に自身も文学を教えている渡部直己さんのちょっと(?)辛口のつっこみ&プチ講義付き。 いとうさんの文庫化にあたってのまえがきより。 ‘そもそも聖典(バイブル)とは人を縛るものではなく、解き放つものであり、出会った者の気が大きくなってくれなければ困る。実際、我々の対話を受け入れたあとで読む小説は自由度を増すだろう。’
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小説家の頭の中ってこうなってるのか〜。ただ物語を作っていくだけではなく、文体や自分が何かに影響を受けているかどうかまで、意識したり受け入れたり戸惑ったり。とっても興味深い。 いとうさんファンとしては、彼が小説を書けない時期に、何に悩んでいたのか、そしてそれをどう乗り越えたのか、の...
小説家の頭の中ってこうなってるのか〜。ただ物語を作っていくだけではなく、文体や自分が何かに影響を受けているかどうかまで、意識したり受け入れたり戸惑ったり。とっても興味深い。 いとうさんファンとしては、彼が小説を書けない時期に、何に悩んでいたのか、そしてそれをどう乗り越えたのか、の一端を垣間見たようで、嬉しくなる。これまでのインタビューや何かで、チラッと話していたのを読んでもよく分からなかったから。奥泉さんの存在は大きかったんだろうな。
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小説をあまり読まないので、読んでみました。 最初は横文字が多く、難しく感じましたが、読み進めていくとおもしろくなる本。
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