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世界の沖縄学 沖縄研究50年の歩み
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 芙蓉書房出版 |
発売年月日 | 2012/11/01 |
JAN | 9784829505656 |
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商品レビュー
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琉球・沖縄研究をしてきた学者の講演・論文をまとめたもの。 表題は収録作のタイトル。沖縄だけじゃないものも入ってる。 主にヨーロッパでは琉球がどう認識(研究)されてきたかという内容。 良い具合に学術。学問って面白いと思わせてくれる。 歴史や民俗学や沖縄の知識があればもっと面白かっ...
琉球・沖縄研究をしてきた学者の講演・論文をまとめたもの。 表題は収録作のタイトル。沖縄だけじゃないものも入ってる。 主にヨーロッパでは琉球がどう認識(研究)されてきたかという内容。 良い具合に学術。学問って面白いと思わせてくれる。 歴史や民俗学や沖縄の知識があればもっと面白かっただろうに自分の無知が悔しい。 理解できていない部分もきっとあるけれど、ワクワクさせてくれたから星4つ。 著者が初めて日本文献を習ったのは「魏志倭人伝」から。 “それも漢文だけではなく白文でした。返り点とか習いながら、「日本人は厄介な民族だ、どうして読む順番に書けないのか」と思っていましたね。”p163 1961年、若き日の著者が奄美に調査に行くことになった時、当時唯一横文字で書かれた四文を読んだ。奄美の文化は内地につながると書かれていたが、行ってみたら全然違う。 論文を書いた人にこれ全然違うじゃないかと問い合わせたら、「あれは読むべきものじゃない。政治的なものです」と返事をもらった。 軍事的に利用価値のない奄美をさっさと日本に返したいGHQに、奄美は日本です(だから返すよ)という学問的裏付けを頼まれたのだ、と教えてもらった。 学術が政治の都合でゆがめられちゃうことなんてよくある話だ。 中世の日本とヨーロッパの交流は、権力者から権力者へ高級品を献上する程度だった。すごくいいものだから優れた国だと思われる。いい服を着ている人は良い扱いをされるみたいに。 「イスラムを生きるひとびと」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4000221914の中で、グローバル化でアイデンティティの不安を感じた結果、世界がナショナリズムに走っている、と言った人がいた。 逆に「自国人が失ってしまった大切なものをもっている気がします」「自国が目指すべきはあれだ」というように、自分だってああなれるはずだという理想をみるゆえの外国美化もありそうだ。 ジャポニズムはちょっと前のブータンフィーバーみたいなものなのかもしれないと思った。 p83に誤植、「一九七四二年」は未来過ぎる。
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