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ぬけまいる
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2012/10/31 |
| JAN | 9784062180023 |

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商品レビュー
3.6
28件のお客様レビュー
女性たちの成長と冒険を描いた物語は、痛快な旅の様子が魅力的に描かれています。幼馴染の三人が伊勢抜け詣りに挑む中で、それぞれの思いや背景が明かされ、道中での出会いや試練が彼女たちの絆を深めていく様子が心温まります。文章はテンポよく、時代小説に苦手意識がある読者でもスムーズに楽しめる工夫が施されています。旅の途中でのユーモラスな出来事や、思わぬ人情に触れることで、感情の揺れ動きも感じられ、読者を引き込む力があります。美しい表現で描かれる日常の細やかな描写も印象的で、まかての作品ならではの魅力を存分に味わえる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
朝井まかての『ぬけまいる』を読んだ。 舞台は江戸時代。 かつて「猪鹿蝶」で鳴らした、三十路近くの女三人。それぞれの人生を歩んできた三人が、あることをきっかけに、突然お伊勢参りへ旅立つ。 作中に、「柄杓を持っていれば、誰かが助けてくれるから大丈夫」という話が出てくる。 本当なの...
朝井まかての『ぬけまいる』を読んだ。 舞台は江戸時代。 かつて「猪鹿蝶」で鳴らした、三十路近くの女三人。それぞれの人生を歩んできた三人が、あることをきっかけに、突然お伊勢参りへ旅立つ。 作中に、「柄杓を持っていれば、誰かが助けてくれるから大丈夫」という話が出てくる。 本当なのだろうかと思い、チャッピーに聞いてみた。 すると、これはかなり実際の風習に近い話だった。 江戸時代のおかげ参りでは、旅人が笠をかぶり、柄杓を手に伊勢を目指す姿が見られたという。柄杓は、「お伊勢参りの旅人ですよ」という目印のようなものだったらしい。 街道沿いでは「施行(せぎょう)」といって、参宮者に食事や水、宿、草鞋などを無償で提供することもあった。 「柄杓一本あれば伊勢まで行ける」と言われるほどだったというから驚く。 なぜそこまで人々が親切にしたのかというと、伊勢参りの旅人を助けることが、神様のおかげをいただくことにつながるという信仰があったからだそうだ。 さらに驚いたのが、文政13年(1830)のおかげ参りである。 半年ほどの間に、400万人を超える人が伊勢を目指したという。 半年で400万人なら、単純計算で一日約2万2千人。 交通機関もない江戸時代に、これだけの人が歩いて伊勢を目指したのだから、想像するだけでもすごい。 読んでいて、学生の頃に仲間と自転車でお伊勢参りをしたことを思い出した。 そのとき、私は風邪をひいて熱を出してしまい、旅先で看護婦さんの家に泊めてもらったことがある。 江戸時代の旅人が沿道の人に助けてもらったように、自転車の旅でも、旅先で人に助けられることがある。 そして自分も、旅先で困っている人がいれば手を差し伸べる。 形は違っても、「旅先では、助けたり、助けられたりする」ということは、今も昔も変わらないのかもしれない。 そして、『ぬけまいる』には赤福も登場する。 今では娘がときどきお土産に買ってきてくれるので、私にもなじみのあるお菓子だ。 あの赤福餅の表面にある波のような筋が、伊勢神宮の五十鈴川の流れを表しているということも、この本を読んで初めて知った。 猪鹿蝶と言えば花札だが、暫くやっていない。 佐渡にサイクリングに行った時に、フェリーで暇な時にやろうとして持っていたのだがすっかり忘れて出来なかった。 子供の頃はよくやったのだが^^; 江戸時代のお伊勢参りから、自分の学生時代の自転車旅行までつながって、なかなか面白い読書になった。 話としては出来すぎているかもしれないが軽快で面白かった。 任侠の彼氏はやっぱり清水の次郎長だった、お供は、名前こそ出なかったが、森の石松を思わせる。 ドラマになったら面白いだろうと思って調べてみたら、なんとすでにNHKでドラマ化されていた。これはちょっと観てみたい。
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ストーリーも文章表現も心地よくテンポよく、初めての朝井まかて、一気に読めた。 女3人抜参り、先々の出会いに機転をきかせ、危機を乗り越え人情熱い出会いもあって。 女3人の悩みや、置かれた身の内を秘めつつの旅。 助けたり、やっつけたり、痛快! だし巻き玉子を作る所作、切るように混ぜる...
ストーリーも文章表現も心地よくテンポよく、初めての朝井まかて、一気に読めた。 女3人抜参り、先々の出会いに機転をきかせ、危機を乗り越え人情熱い出会いもあって。 女3人の悩みや、置かれた身の内を秘めつつの旅。 助けたり、やっつけたり、痛快! だし巻き玉子を作る所作、切るように混ぜる、など、場面と情景が目に浮かぶ表現も美しかった。
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時代は、江戸後期、仕事も家庭も放り出しお伊勢参りをする猪鹿蝶の三人娘。情けは人の為ならず、の三人の道中は、痛快で時にほろりとする展開で、一気に読めた。
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