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物語 哲学の歴史 自分と世界を考えるために 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2012/10/25 |
JAN | 9784121021878 |
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物語 哲学の歴史
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商品レビュー
4.3
14件のお客様レビュー
哲学史や哲学概論の本はこれまで何冊か読んできたが、これが最もわかりやすく、新書にしておくのはもったいないと思うほどである。 哲学史ではよく「元素(アルケー)」の説明から始まるが、これだけでは「だから何?それが何でプラトンとかの哲学につながったの?」という疑問で終わってしまう。実際...
哲学史や哲学概論の本はこれまで何冊か読んできたが、これが最もわかりやすく、新書にしておくのはもったいないと思うほどである。 哲学史ではよく「元素(アルケー)」の説明から始まるが、これだけでは「だから何?それが何でプラトンとかの哲学につながったの?」という疑問で終わってしまう。実際、元素自体に関する考察はギリシアのみならず中国でも生まれているし、「タレスは万物の元素を水とした」などという事実の列挙だけではギリシアで哲学が発展した理由にはならない。 この本はその疑問に答え(本書p.36参照)、哲学全体の流れを一つの物語として淀みなく、かつ初学者にとってはかなり網羅的に記述している。また、アリストテレス哲学の基礎である「質料」と「形相」の説明がどの本を読んでも理解できなかったのだが、この本はその説明も手厚く理解することができた。 哲学史を気軽に一望できる本としてぜひ一冊持っておきたい本である。 参考までに、僕はこれまで『はじめての哲学史』『図説・標準 哲学史』等を読んできた。本書が難解だと思われる場合にはこれら(特に前者)を読んでから本書に取り掛かると良い。
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■細目次 https://gyazo.com/1819f1d46f03028d23d128bd6002a74c https://gyazo.com/29191ab34c3dd7800f52923f25a6b91e https://gyazo.com/c5f5f09049c7e10...
■細目次 https://gyazo.com/1819f1d46f03028d23d128bd6002a74c https://gyazo.com/29191ab34c3dd7800f52923f25a6b91e https://gyazo.com/c5f5f09049c7e100c3ba56b511b1d3a7
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哲学とは歴史である。そのことがよくわかる本だった。本書は、哲学史を一つの物語として語った本だ。歴史といっても、実際にはさまざまな細部があり、すべてを詳細に記述することはできない。本書が考える哲学史の展開のストーリーは、「魂の哲学」から「意識の哲学」、「言語の哲学」を経て、「生命の...
哲学とは歴史である。そのことがよくわかる本だった。本書は、哲学史を一つの物語として語った本だ。歴史といっても、実際にはさまざまな細部があり、すべてを詳細に記述することはできない。本書が考える哲学史の展開のストーリーは、「魂の哲学」から「意識の哲学」、「言語の哲学」を経て、「生命の哲学」に向かっていく。 ある思想がどのように生まれ、どのように否定されるのか、ある人物はなぜこのような主張をしたのか、そして私たちは今なぜこのように考えているのか、などのことがわかるようになる。これまでの思想の全体像を理解したい人におすすめの本だ。
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