- 中古
- 書籍
- 書籍
ひとの目、驚異の進化 4つの凄い視覚能力があるわけ
定価 ¥2,090
550円 定価より1,540円(73%)おトク
獲得ポイント5P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | インターシフト/合同出版 |
発売年月日 | 2012/10/22 |
JAN | 9784772695312 |
- 書籍
- 書籍
ひとの目、驚異の進化
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ひとの目、驚異の進化
¥550
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
4.1
12件のお客様レビュー
目の4つの能力を取り上げる。表題にはテレパシー、透視、予見、霊読といった怪しい表現を用いているが、内容は至極科学的。視細胞の3つの錐状体の波長の感度は、人間の肌の色を捉えることができる絶妙に調整されていることを丁寧に説明している。表音文字の用いられる頻度が実世界に見られる形の頻度...
目の4つの能力を取り上げる。表題にはテレパシー、透視、予見、霊読といった怪しい表現を用いているが、内容は至極科学的。視細胞の3つの錐状体の波長の感度は、人間の肌の色を捉えることができる絶妙に調整されていることを丁寧に説明している。表音文字の用いられる頻度が実世界に見られる形の頻度と一致しているとの指摘は、圧巻だった。 波長の長い赤を0度に置き、波長が短い順に時計回りに青が90度になるように並べると、赤と緑が左右に、青と黄色が上下に配置される。赤と緑の軸はLとMの錐状体との比較で、青と黄色の軸はSと他の2つの錐状体との比較で検知される。 人間の肌の光の反射率は、S錐状体の感度の波長(青)で低く、MやLの感度の波長で高い。MやLの錐状体の感度のピークの波長では、肌の内側のヘモグロビンの濃度によって反射率の大きく異なる。そのため、血流量が少なく、ヘモグロビンの濃度が低いと、S錐状体の反応との差が大きくなって黄色く見え、血流量が多く、ヘモグロビンの濃度が高いと差が小さくなって青く見える。青は倦怠や息詰まりを意味して重さや悲しみを連想させ、黄色は幸せと結びつけれらる。 また、肌の光の反射率は、MとLの錐状体それぞれの感度のピークの波長で谷と山になっている。ヘモグロビンの酸素飽和度が高いと山が高くなるため、MとLの錐状体の反応の差が大きくなって赤く見え、ヘモグロビンの酸素飽和度が低いと山が小さくなるため、差が小さくなって緑に見える。緑は貧血や息切れを意味して病気を連想させ、赤は激しさや興奮を意味して強さや怒りを連想させる。 鳥類や爬虫類、魚類、昆虫の錐状体の感度は、一定間隔の波長に配置されている。カメラも同じ。霊長類の中で、色覚を持たない種の顔は柔毛に覆われており、色覚を持つものの顔には、むき出しの部分がある。人間の視覚錐状体が反応する波長は、肌の色を最大限に検知するように配置されている。衣装で使われている色は、赤、青、白が多い。 目が横向き付いている方が、後ろを含む全体を見渡せるメリットがある。目が前向きに離れて付いていると、どちらかの目で葉の先を見通すことができるメリットがある。葉を好む動物は、体重が大きくなるほど目が前向きについている度合いが大きくなり、葉を好まない動物の目は横向きに付いている。 文字は、自然界に見られるものの構成部分に似せてデザインされた。表意文字も表音文字も、その形が用いられる頻度は、実世界に発見される部分的な形の頻度とほぼ一致している。
Posted by
知的満足が大きかった 普段意識することのない視覚は実はとてつもない能力を持っている すべては生存と発展のための進化の産物 錯視は視覚のバグだと思っていたが、未来予測のための正常な反応 文字を読むことは誰でもできることだが、これは読みやすいように文字の方が進化してきたというのは面白...
知的満足が大きかった 普段意識することのない視覚は実はとてつもない能力を持っている すべては生存と発展のための進化の産物 錯視は視覚のバグだと思っていたが、未来予測のための正常な反応 文字を読むことは誰でもできることだが、これは読みやすいように文字の方が進化してきたというのは面白かった 少々難解な部分もあるが面白いので挫折はしなかった
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
わたしたちは肌の色を見るために色覚を進化させたってワケ 肌は透明 意識させない色 だから微妙な変化に気づくことができる 赤ー緑が見えるのは肌の変化を見るため わたしの作品のコンセプトを話した時におすすめしていただいた本 あまり生物学的なことを考えず感覚や感情だけで制作していたので、こういうことも学んで作品をつよいものにしていきたい 翻訳が洋画のわざとらしい翻訳っぽくてちょい読みづらい感…じゃっかんのウザみ
Posted by