![ゼロからわかる経済学の思考法 講談社現代新書](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001691/0016914917LL.jpg)
- 中古
- 書籍
- 新書
- 1226-17-03
ゼロからわかる経済学の思考法 講談社現代新書
![ゼロからわかる経済学の思考法 講談社現代新書](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001691/0016914917LL.jpg)
定価 ¥836
220円 定価より616円(73%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/10/19 |
JAN | 9784062881784 |
- 書籍
- 新書
ゼロからわかる経済学の思考法
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ゼロからわかる経済学の思考法
¥220
在庫なし
商品レビュー
3.6
19件のお客様レビュー
数学科出身の経済学教授が解説した本(第2版)。 著者いわく、普通の入門書と異なるアプローチで、ミクロ経済学の基本を解説した本。「需要と供給」を中心に、貨幣や市場とは何かを解説、さらにゲーム理論の概要から、最後には再び「需要と供給」の原理に帰ってくる。 ロジカルな説明なので、「まあ...
数学科出身の経済学教授が解説した本(第2版)。 著者いわく、普通の入門書と異なるアプローチで、ミクロ経済学の基本を解説した本。「需要と供給」を中心に、貨幣や市場とは何かを解説、さらにゲーム理論の概要から、最後には再び「需要と供給」の原理に帰ってくる。 ロジカルな説明なので、「まあそうなるな」という印象で、経済学全く初学の私にとっては逆にそれほど驚きはなかった。 ただ、第2版で加筆されたという前書き、後書き著者の経済学に対する愛情(のようなもの)と、その裏返しの歯がゆさが、とても面白い(エモい)。
Posted by
「需要・供給の原理」。経済学の入門編を勉強すると出てくる、ノの字型のグラフが交わるあれである。理屈は簡明そのものなので原理の当否について深く考えたこともないが、実際の経済においてその原理が成立しているさまを観察するのは意外に難しい。この本の大きな枠組みは、その「需要・供給の原理」...
「需要・供給の原理」。経済学の入門編を勉強すると出てくる、ノの字型のグラフが交わるあれである。理屈は簡明そのものなので原理の当否について深く考えたこともないが、実際の経済においてその原理が成立しているさまを観察するのは意外に難しい。この本の大きな枠組みは、その「需要・供給の原理」がいかに成立するかをゲーム理論でもって再発見してやろうというもの。終盤戦はけっこうややこしいが、なんとか理屈を追いかけることはできた。
Posted by
ミクロ経済学の基本、とくに需要・供給曲線の意味について、わかりやすく解説している本です。 著者は、宇沢弘文の講演をきっかけに、数学から経済学に転じた経緯を語り、それまで経済学の需要・供給曲線にどのような意味があるのかということを、はっきりとつかめていなかったと述べています。その...
ミクロ経済学の基本、とくに需要・供給曲線の意味について、わかりやすく解説している本です。 著者は、宇沢弘文の講演をきっかけに、数学から経済学に転じた経緯を語り、それまで経済学の需要・供給曲線にどのような意味があるのかということを、はっきりとつかめていなかったと述べています。その後、塾の経営者となって現実の経済の動きに触れたことで、需要・供給曲線を効用関数としてとらえるより、選好の理論にもとづいて理解したほうがその意味を明瞭に把握できると考えるようになり、本書でもそうした観点から解説がなされています。 つづいて著者は、ゲーム理論にもとづいて、需要・供給曲線をより明瞭に理解するための見方を示しています。数学的な証明をたどっていくのに困難をおぼえましたが、直観的に理解できるような事例があげられており、おおまかな理解を得ることはそれほどむずかしくありません。じっさい著者も「もしも論理展開を面倒くさいと感じたら、次項はいったん読み飛ばして、先を読んでからもどってきても(あるいは読み飛ばしたままにしても)よいと思う」と述べているところもあり、数学が苦手な読者にとっても理解しやすいように工夫された説明がなされています。 著者とおなじように、経済学が現実の経済と対応しているように思えないと漠然と感じている読者が、経済学とはいったいなにをめざしている学問なのかということを考えるための手がかりになるような本だと思います。
Posted by