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夜桜 吉原裏同心 十七 光文社文庫

佐伯泰英【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2012/10/11
JAN 9784334764722

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商品レビュー

3.6

12件のお客様レビュー

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2021/11/16

本作の一番の読みどころは、幹次郎と村崎同心の絡みです。村崎同心は登場した頃はカネに汚く威張り散らす嫌な奴という印象しかなく、ゆくゆく吉原に災いをもたらす存在になる予感があったのですが、今では分かりやすくて実はそこそこ気の良い愛嬌がある人に思えてきた。またそれを上手く転がす幹次郎も...

本作の一番の読みどころは、幹次郎と村崎同心の絡みです。村崎同心は登場した頃はカネに汚く威張り散らす嫌な奴という印象しかなく、ゆくゆく吉原に災いをもたらす存在になる予感があったのですが、今では分かりやすくて実はそこそこ気の良い愛嬌がある人に思えてきた。またそれを上手く転がす幹次郎も、最初の頃の堅物感が解れてきて、すっかり心の機微が分かる男になってきた印象です。 今回は刃傷沙汰が殆ど無い平和な展開で癒されました。

Posted by ブクログ

2020/09/02

17巻も全巻に続いて比較的に安心して読み進むことができる巻だった。謎の走り屋が金銭をとしての競い走り、その裏に何があるかの展開が主のストーリーだ。 ただ、花邨の足抜け騒ぎの最後で、居合の間合いの描写も忘れていない。

Posted by ブクログ

2018/02/13

七助親分もさることながら、その娘の粋な姿も良いな。佐伯作品の江戸っ子の描き方が大好きだ。韋駄天勝負、読売、猪牙舟…。江戸の風情を感じられる巻だったな。

Posted by ブクログ

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