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秀吉の朝鮮侵略と民衆 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2012/10/22 |
JAN | 9784004313908 |
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秀吉の朝鮮侵略と民衆
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商品レビュー
3.1
9件のお客様レビュー
一次情報を組み合わせた点は悪くないが、もう一歩再構築したい。章毎に分断され、翻訳に止まるのがやや残念
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1592年から始まった七年にもおよぶ秀吉の朝鮮侵略について、李舜臣の「乱中日記」から、配下の人の動きや、降伏した日本人「降倭」のことや、船の戦いの様子、陣営の様子などなどが分かる。前半は朝鮮侵略時の戦いの場所や時系列などで、詳細にはあまり興味がなかったが、後半の「乱中日記」から見...
1592年から始まった七年にもおよぶ秀吉の朝鮮侵略について、李舜臣の「乱中日記」から、配下の人の動きや、降伏した日本人「降倭」のことや、船の戦いの様子、陣営の様子などなどが分かる。前半は朝鮮侵略時の戦いの場所や時系列などで、詳細にはあまり興味がなかったが、後半の「乱中日記」から見た戦いの様子や陣営の様子などは興味深かった。また、人々がこの悲惨な戦いで振り回されていることがよくわかる。急に沖合に沢山の船が現れ、自分たちの国に乗り込んできて、略奪の限りをつくすのだから、韓国の人たちが秀吉、そして日本人に対する気持ちもおして知るべしだろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2012年刊。著者は元共立女子大学教授。 文禄慶長の役に関して、豊臣軍を悩ませた李舜臣の備忘録的日記を元に、当時の朝鮮内の状況を解読しようとする書。 クロスリファレンスが少ないのは困った点であるが、そもそも李舜臣の日記といった殆ど知る機会がない史料を基に説明するのは買いである。 特に、降倭(逃亡・捕虜の兵士、日本の農民)、中でも加藤清正の部下その他が配下を率いて投降(当然朝鮮側の勧誘は想起可能)した件はなかなか見ない記述である。戦国時代、国内に数多見られた武将間の合従連衡の模様が当該役に移築されたかのようにも見える。 一方で、降倭の中でも、幕内で火事を引き起こしたり、再逃亡したりなど、豊臣軍の諜報活動ではないかと思える節も見受けられる。 逆に、朝鮮民衆の中には豊臣軍に協力し(情報提供)、自身の安寧を図ろうとした人物がいたことや、鍋島氏に娘を差し出した役人、ここぞとばかり戸籍を焼却して奴婢の身分から脱却しようとした人物をも描く等、一筋縄ではいかない戦乱期の模様を叙述する。 とはいえ、豊臣軍が李海軍の根拠地を攻めなかったのも事実のようだ。もちろん攻められなかったのかもしれないが、そうだとしてもその理由がイマイチ判然としないままの読後感ではある。
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