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善人長屋 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2012/09/29 |
JAN | 9784101357744 |
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商品レビュー
4
38件のお客様レビュー
母親がドラマを観ていたけれどわたしは観ていなかったので事前情報ほぼ無しで読み始めたけれど、相変わらず西條さんの時代物は素敵だなぁと。ちょっと加助さんが自分にはくどかったけど、そういった読者の気持ちを他の登場人物が代弁してくれるあたりよかったです。
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金春屋ゴメス以来の西條奈加 さん。 市井の人情モノ。 秋の夜長に 渋いお茶と ちょっと甘いものを 嗜みながら 一章ずつ 惜しみながら読みたい一冊 ゛悪党゛たちが 繰り広げる゛善行゛の物語 一編一編のストーリーに破綻が全くないのは ストーリーテラーとしての筆者の腕の見せ所 心さ...
金春屋ゴメス以来の西條奈加 さん。 市井の人情モノ。 秋の夜長に 渋いお茶と ちょっと甘いものを 嗜みながら 一章ずつ 惜しみながら読みたい一冊 ゛悪党゛たちが 繰り広げる゛善行゛の物語 一編一編のストーリーに破綻が全くないのは ストーリーテラーとしての筆者の腕の見せ所 心ささぶられ 心ほっこりさせられます
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「西條奈加」の連作時代小説『善人長屋』を読みました。 「柴田錬三郎」の作品に続き、時代小説です。 -----story------------- 善人ひとりに、凄腕の悪党たちが大わらわ! 痛快! 人情滴る本格時代小説。 善い人ばかりが住むと評判の長屋に、ひょんなことから錠前...
「西條奈加」の連作時代小説『善人長屋』を読みました。 「柴田錬三郎」の作品に続き、時代小説です。 -----story------------- 善人ひとりに、凄腕の悪党たちが大わらわ! 痛快! 人情滴る本格時代小説。 善い人ばかりが住むと評判の長屋に、ひょんなことから錠前職人の「加助」が住み始めた。 実は長屋の住人は、裏稼業を持つ“悪党”たち。 差配の「儀右衛門」は盗品を捌く窩主買(けいずか)い。 髪結い床の「半造」は情報屋(ねたもと)。 「唐吉」、「文吉」兄弟は美人局(つつもたせ)。 根っからの善人で人助けが生き甲斐の「加助」が面倒を持ち込むたびに、悪党たちは裏稼業の凄腕を活かし、しぶしぶ事の解決に手を貸すが……。 人情時代小説の傑作! ----------------------- 今年、時代小説『心淋し川(うらさびしがわ)』で第164回直木三十五賞を受賞した「西條奈加」の作品を読んでみたくなり本書を選択、、、 『善人長屋』シリーズの第1作にあたり、2010年(平成22年)に刊行された作品です。 ■善人長屋 ■泥棒簪 ■抜けずの刀 ■嘘つき紅 ■源平蛍 ■犀の子守歌 ■冬の蝉 ■夜叉坊主の代之吉 ■野州屋の蔵 ■解説 末國善己 真面目で気のいい人ばかりと噂の善人長屋… しかし陰に回れば、大家も店子も裏稼業の凄腕揃い、、、 そんな悪党の巣に、根っからの善人「加助」が迷い込んだ… 人助けが生き甲斐で、他人の面倒を買って出る底な しのお人好し……。 「加助」が持ち込む厄介ごとで長屋はいつも大騒動… しぶしぶ店子たちは闇の稼業で鳴らした腕を揮う! 江戸下町を舞台にした人情味たっぷりの時代小説… 根っからの善人「加助」が親切心から持ち込んでくる厄介事を、差配の「儀右衛門」を始めとする善人長屋の小悪党たちが、裏稼業で鍛えた知恵と経験、スキルを活用して解決するという痛快な展開、、、 もちろん、「加助」には裏稼業のことを知られないようにしなくちゃいけないので、いつもの裏稼業よりも苦労しながら… 悪党とは名ばかりの善人たちの奮闘が微笑ましいし、ミステリ要素もあって愉しめました。 何が善で、何が悪なのか… 改めて考えさせられましたね、、、 火事で亡くなったと思っていた「加助」の妻子の消息が明らかになる『夜叉坊主の代之吉』と『野州屋の蔵』は切なかったですねー ドラマ化しても良いと思いますね… 面白かったので、次も『善人長屋』シリーズを読もうと思います。
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