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宿神(第1巻)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2012/09/07 |
JAN | 9784022510020 |
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商品レビュー
3.7
20件のお客様レビュー
平安時代末期、清盛と義清の会話から陰陽師の本とかぶり不思議な感覚のまま読み終わる。 義清の情熱さと、それを上回る冷静さで何ごともそつなくこなし、好青年の印象。この先が楽しみである。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
優雅な貴族社会から、荒くれ者の男達が上へ上へとのしあがっていく、歴史の変動期の平安時代末期のこと。 若き日の西行(佐藤義清)と平清盛、共に北面の武士で同志の二人は、どこまでも青くて真っ直ぐで眩しい。 平清盛と言えば腹黒いイメージを持っていたので、今回のように真っ直ぐで潔い言動がちょっと意外だった。 「人の中に棲む鬼が歌を詠ませておるのじゃ」 若き西行もまた、裡に潜む鬼が騒ぎたて、雲上の女性への叶わぬ恋心に悩み苦しむ。 普段は冷静沈着な西行の、一人の女性を想う狂おしさが文面から溢れてきて夢中で読んだ。 歴史的な結果は分かっていても、この後の西行の行く末、北面の武士の「佐藤義清」がどのようにして「西行」となっていくのか、その過程がとても気になる。 今まではあまり興味のなかった時代だったけれど、ワクワクして面白かった。 こんなことから平清盛の大河ドラマをきちんと観れば良かった、とちょっと後悔。 もちろん第ニ巻にも期待大。
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若き日の佐藤義清、平清盛の話。 前情報なしで読むと何の話か(どこへ向かうのか)よく分からなかったのだが、歌人西行(佐藤義清)の一生という感じの話なのか。一つ一つの話は面白いのだけど、少し盛り上がりに欠けるか。勉強にはなるが。
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