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アウシュヴィッツ博物館案内
2,365円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 凱風社 |
発売年月日 | 2012/08/29 |
JAN | 9784773636079 |
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アウシュヴィッツ博物館案内
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
内容は重たいのだが、実際にガイドに参加したのと同じだけの情報量と写真がある。 興味がある人の事前学習参考書にもなるし、参加した人が思い出すための資料集ともなる。 ガイドに参加したときは、この本を手に持っている青年がおり、熱心にメモを取っていた。
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アウシュビッツ博物館で日本語のガイドをしておられる中谷剛さんの著書。勉強になる。事情により在庫限りで増刷はないとのこと。
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筆者の中谷剛氏は1966年生まれなので、僕より一つ年下になる。91年に単身ポーランドに行き、そこでホテルのドアマンなどをしながら、ポーランド語を学び、97年からポーランド国立アウシュビッツ・ニュージアムの公式通訳として、アウシュビッツを日本人観光客に案内している。 今から7年前、...
筆者の中谷剛氏は1966年生まれなので、僕より一つ年下になる。91年に単身ポーランドに行き、そこでホテルのドアマンなどをしながら、ポーランド語を学び、97年からポーランド国立アウシュビッツ・ニュージアムの公式通訳として、アウシュビッツを日本人観光客に案内している。 今から7年前、2011年の夏、僕は息子二人を連れて、大学時代の友人を訪ねてポーランドを訪れ、アウシュビッツにも連れて行ってもらった。 そこで僕はガイドの中谷氏を初めて知り、10人ほどの日本人観光客グループとして中谷氏の案内で博物館を廻った。 テレビや映画でアウシュビッツの話は見聞きしていたが、実際に見てみると、その悲惨さは凄まじかった。 そして、その時改めて、ここに送られて命を落としたのは、単にユダヤ民だけではなく、多くのポーランド人、ロマ(ジプシーは蔑称)の人たち、ソ連兵の捕虜等もいたのだと知った。 そして収容された人たちは、まるで合理化・自動化された工場の部品のように、働かされ、動けなくなると、捨てられていた、という事、それを同じ人間が無慈悲にやってのけていたという事を知った。 この本は今もガイドをしている中谷氏が日本人にもっとアウシュビッツを知ってもらい、この人間の愚行から何かを学びとってもらいたいと、アウシュビッツ・ミュージアムの展示を辿るようにして紹介している。 彼が紹介するミュージアムの女性スタッフの言葉が印象的だった。彼女はドイツの若い人たちにこの場所を訪れてもらう目的についてこう語る。「ドイツ人かどうかじゃなくて、人間の問題としてじっくり考えてもらう事が大事なの」 ちなみにアウシュビッツとは、絶滅収容所が置かれた土地、オシフィエンチムのドイツ語読みである。ポーランドがドイツに占領されたがために、ドイツ読みの地名で収容所が命名され、それが今も使われている。
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