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特選 小さな名詩集 新装版
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特選 小さな名詩集 新装版

世界の名詩鑑賞会【編】

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特選 小さな名詩集 新装版

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 リベラル社/星雲社
発売年月日 2012/08/01
JAN 9784434170133

特選 小さな名詩集 新装版

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商品レビュー

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2025/10/15

終盤には海外の詩も登場しますが、基本的には近代日本を代表するような、とても有名な詩が収められています。国語の教科書に出てくるレベルの有名作ですので、知ってる知ってる、という感じで読み進められますが、こうやって改めてじっくり読んでみると、やっぱり有名な作品というのは、有名になるだけ...

終盤には海外の詩も登場しますが、基本的には近代日本を代表するような、とても有名な詩が収められています。国語の教科書に出てくるレベルの有名作ですので、知ってる知ってる、という感じで読み進められますが、こうやって改めてじっくり読んでみると、やっぱり有名な作品というのは、有名になるだけの美しさがあるなと感じます。韻律の心地よさもそうだし、言葉の並べ方の巧みさ、少ない言葉の中にも遥か豊かな情感、どれも素晴らしい。小学生の頃に読んだときとはやっぱり感じ方が違います。違うけど名作に変わりはない。 金子みすゞの『私と小鳥と鈴と』なんかは、昨今の多様性ブームの弊害で浅はかな「多様性」が濫用されたために、多様性を代表するような本作がその被害を被ったような感がありますが、そんな時代の煽りなど無関係に、名作にはやはり違いありません。 宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』、中原中也の『汚れちまった悲しみに』などは、同じような物悲しさを感じますが、にもかかわらずこれほど魅力的なのはなぜだろう。 谷川俊太郎の『生きる』や『ひとりぼっち』はやっぱり何回読んでも深い共感を呼び起こすし、新美南吉の『貝殻』に感じる純度の高い温かさは、今読んでも色褪せない。 ほかに、藤晩時代とよばれた島崎藤村と土井晩翠の詩や、与謝野晶子の反戦の詩、戦後の女性詩壇を代表する茨木のり子など、詩人オールスターといった様相です。 新鮮さはないですし、そんなにめちゃくちゃたくさん収められているわけでもないですが、不朽の名作たちですので1年とか何年かに一回くらい見返すのも良いのではないでしょうか。

Posted by ブクログ