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占領都市(2) TOKYO YEAR ZERO
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占領都市(2) TOKYO YEAR ZERO

デイヴィッドピース【著】, 酒井武志【訳】

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占領都市(2) TOKYO YEAR ZERO

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2012/08/27
JAN 9784163755700

占領都市(2)

¥1,980

商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

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2022/04/25

重層感ある構成で帝銀事件に迫った小説。万人受けしないかもしれないが、私は拍手を送りたい。帝銀事件は既知の事件だったが、当時の東京がどんな状態だったのか、この本読んで改めて考えることができた。タイトルにある『占領都市』はまさに!それが今も続いているような気がしてならない。 本作は東...

重層感ある構成で帝銀事件に迫った小説。万人受けしないかもしれないが、私は拍手を送りたい。帝銀事件は既知の事件だったが、当時の東京がどんな状態だったのか、この本読んで改めて考えることができた。タイトルにある『占領都市』はまさに!それが今も続いているような気がしてならない。 本作は東京3部作のうちの1作とのこと。残り2作も読みたい。 レビュー https://books.bunshun.jp/articles/-/1207(文:千街 晶之 (文芸評論家)) https://book.asahi.com/article/11637737(評者:保阪正康 / 朝⽇新聞掲載:2012年10月14日)

Posted by ブクログ

2022/02/05

帝銀事件をめぐる十二人の語り。十二章が錯綜している上に、一つの章の中でも、語り手が目にしているもの、過去に聞いたいた声、語り手の意識、その三本が同時に語られるという複雑さ。たち昇る、呪詛。狂気。疑惑。罪。謎。恐怖。哀。帯にある「過去に読んだどんなものにも似ていない」。まさしくその...

帝銀事件をめぐる十二人の語り。十二章が錯綜している上に、一つの章の中でも、語り手が目にしているもの、過去に聞いたいた声、語り手の意識、その三本が同時に語られるという複雑さ。たち昇る、呪詛。狂気。疑惑。罪。謎。恐怖。哀。帯にある「過去に読んだどんなものにも似ていない」。まさしくその通り。すでに今年度ベストかもしれない。自分、よくぞ読み切ったな。(いや、本当のところ読めているのか? 

Posted by ブクログ

2013/08/24

帝銀事件の無気味な事実。 恐ろしいが惹かれてしまうのはなぜだろう? 混沌する文体。 だから華麗さも。  藪の中。 読むことに、読者の覚悟がいる。 自分のような幼い人間には、ついていけないところもあり、悲しい。  松本清張の本も読んでみたい。

Posted by ブクログ

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