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認知症の人のつらい気持ちがわかる本 こころライブラリーイラスト版
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認知症の人のつらい気持ちがわかる本 こころライブラリーイラスト版

杉山孝博【監修】

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認知症の人のつらい気持ちがわかる本 こころライブラリーイラスト版

定価 ¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2012/08/27
JAN 9784062789684

認知症の人のつらい気持ちがわかる本

¥220

商品レビュー

3

4件のお客様レビュー

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2017/07/30

認知症について調べてみた@2冊目。 1冊目とは違ったスタンスで、ちょうど良かった。タイトルのとおり、認知症の人の気持ちに焦点を当てて書かれている。 冒頭にこのように書かれている。『認知症が進むと、本人から(気持ちを)聞くことは難しくなります。何も感じないのではなく、気持ちをう...

認知症について調べてみた@2冊目。 1冊目とは違ったスタンスで、ちょうど良かった。タイトルのとおり、認知症の人の気持ちに焦点を当てて書かれている。 冒頭にこのように書かれている。『認知症が進むと、本人から(気持ちを)聞くことは難しくなります。何も感じないのではなく、気持ちをうまく言葉にできないからです。』 この本も多くの具体的な事例が書かれている。健常者から見ると、なぜこんなことをするのか・なぜわかってくれないのかと苛立ってしまうのだろうと思う。でも、そのような行動を取ってしまう背景・理由を知ることで思いやりある対応ができる助けになるのかなと思った。 認知症になっても、昔のことはよく覚えているという。今度帰った時に、昔の話を聞いてみてもいいかなと思った。といっても、うちの場合はまだまだ軽度なんだろうなとわかった。 【認知症の捉え方】 前に読んだ本とスタンスが違い、印象に残った。この本では「認知症を発症する原因として最も考えられるのは年齢。老いとともに現れる自然な現象のひとつ。」とある。人間にとって、死は大きな恐怖。クリアな意識で死を迎えるとしたら、人生最期の時は辛いものになる。認知症があるからこそ、安らかに死ねる。こういった捉え方が老いや死を受け入れる助けになるのかなと感じる。

Posted by ブクログ

2014/06/26

認知症で言われたことがわからなかったり、すぐ忘れたりしても、プライドを傷つけられたことや優しくされたことはわかるし、相手に対しての嫌な感情、好きと思う感情だってある。 介護する側は毎日が汚い、臭い、イライラとの戦いで疲れきっており、つい相手の人格を無視するような態度をとりがちであ...

認知症で言われたことがわからなかったり、すぐ忘れたりしても、プライドを傷つけられたことや優しくされたことはわかるし、相手に対しての嫌な感情、好きと思う感情だってある。 介護する側は毎日が汚い、臭い、イライラとの戦いで疲れきっており、つい相手の人格を無視するような態度をとりがちである。 この本に書かれていることは多分、自分の中ではわかっていたことだけど、対処法の確認になり頭の中の整理ができた。

Posted by ブクログ

2013/11/04

認知症のはじまりの人の行動は、周囲からみたら「わかっているのにできていない」と思われてイライラさせられてしまう。理論的に、現実の出来事を丁寧に説明すればわかってくれるのではないか?そう思ってしまう。 でも、「覚えていない」ことは「経験してない」ことと同じなのだと、この本を読むこと...

認知症のはじまりの人の行動は、周囲からみたら「わかっているのにできていない」と思われてイライラさせられてしまう。理論的に、現実の出来事を丁寧に説明すればわかってくれるのではないか?そう思ってしまう。 でも、「覚えていない」ことは「経験してない」ことと同じなのだと、この本を読むことで身近な人のことが少しわかった。 現実をつきつけることは、本人の不安をかきたてることになり、本人にとってあまり良いことではないようだ。本人の言葉にそって受け止め、上げ足をとったり、説得しない。自尊心を守ってあげることが、より健康に生活してもらうために大切なようである。

Posted by ブクログ

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