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食を考える
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 2012/09/21 |
JAN | 9784834027402 |
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食を考える
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
考えるテーマの中心は「多様性」「実際にかかっているコスト」「絶対安全などない」といったところ。食の安心安全についてやたらと感情に訴えかけるだけの本とは違い、発信者の都合で出してないだけの情報の部分も良く考えた上で、最終的には各人が自己責任で判断すべきだ、ということを分かりやすく啓...
考えるテーマの中心は「多様性」「実際にかかっているコスト」「絶対安全などない」といったところ。食の安心安全についてやたらと感情に訴えかけるだけの本とは違い、発信者の都合で出してないだけの情報の部分も良く考えた上で、最終的には各人が自己責任で判断すべきだ、ということを分かりやすく啓蒙している。東日本大震災の翌年に書かれている本で、各種専門家が「想定外」と軽々しく言うことに関しては「考えることと責任を放棄している」と手厳しく批判している。 「食の多様性」を守ることの大切さを改めて考えさせられる。文化を継承する大切さだけではない。近代でも欧州でジャガイモばかり効率良く作っていたため、ジャガイモが伝染病にかかって壊滅的な打撃を受けたときに他の作物で代替えができず餓死者を相当出したことがあったという。 食も、人や組織もまた同じ。効率の良い同じような物ばかりだと、うまく行っている時は効果を発揮するが、ひとたびその効率が崩れた時は脆い。
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食べ物と社会について書かれている。社会とざっくり言ってしまったが、経済や文化や生き方と食べ物の関係について、丁寧に説明して著者の考えを述べている。 経済効率を優先すると、多様性が失われ、多様性が無くなると、作物が病気になるリスクも高まり、結局は人間にとっては良くないーといくつもの...
食べ物と社会について書かれている。社会とざっくり言ってしまったが、経済や文化や生き方と食べ物の関係について、丁寧に説明して著者の考えを述べている。 経済効率を優先すると、多様性が失われ、多様性が無くなると、作物が病気になるリスクも高まり、結局は人間にとっては良くないーといくつもの例を挙げて説明している。では、グローバル社会で経済重視の社会で生きる現代の私たちは、どうすれは良いか も示唆してくれます。 中学生向けに購入。内容自体は、子育てしているお母さんが日々考えているようなことで、中学生が興味がもてないかも。でも、文章はとても分かりやすいのでウチの中学生にもススメようと思う。
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私たちが生きていく上で、特に私にとって、なにより大切な「食」に未だかつてなく危険を感じている。 汚染に始まり、大量生産される肉、遺伝子組み換えや隠された食品添加物、挙げていけばきりがない。 おいしければそれでいいんだ、と言っていては済まされない事態になっているような気がする。 稲...
私たちが生きていく上で、特に私にとって、なにより大切な「食」に未だかつてなく危険を感じている。 汚染に始まり、大量生産される肉、遺伝子組み換えや隠された食品添加物、挙げていけばきりがない。 おいしければそれでいいんだ、と言っていては済まされない事態になっているような気がする。 稲のプロ(教授)である著者がわかりやすく、笑いをふくめながらも鋭い視点から食について今一度考えさせられる問題の数々を実際のエピソードなどを用いて説明している。 何かおかしいな、と思っている事柄を少し違った視野から再考させられた。
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