1,800円以上の注文で送料無料

終の住処 新潮文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

終の住処 新潮文庫

磯崎憲一郎【著】

追加する に追加する

終の住処 新潮文庫

定価 ¥506

275 定価より231円(45%)おトク

獲得ポイント2P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

2/7(金)~2/12(水)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2012/08/28
JAN 9784101390314

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

2/7(金)~2/12(水)

終の住処

¥275

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.1

49件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/12/15

 2009年第141回芥川賞受賞作の表題作と短編「ペナント」を併録。  どちらの作品も、夢の中にいるような現実世界に彷徨っているような、何とも不安定な心の状態を描いていたように感じるが、それでも時間は刻々と過ぎていく。  私には表現されている世界観が難しいかなと思えた。

Posted by ブクログ

2024/11/20

三十路結婚夫婦の夫側を主役に長い結婚生活を短く纏めている。妻や娘の名前はもちろん浮気遍歴の相手の数々の名前も明らかにされない寓意性。11年妻が口を利かないといっても結婚して娘までいて不倫しまくっている人なので死ぬまで満足する事ないのだろうと考えてしまう。もっともそういうものに無縁...

三十路結婚夫婦の夫側を主役に長い結婚生活を短く纏めている。妻や娘の名前はもちろん浮気遍歴の相手の数々の名前も明らかにされない寓意性。11年妻が口を利かないといっても結婚して娘までいて不倫しまくっている人なので死ぬまで満足する事ないのだろうと考えてしまう。もっともそういうものに無縁な自分の独り善がりだろうけど。

Posted by ブクログ

2024/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結婚すれば世の中のすべてが違って見えるかといえば、やはりそんなことはなかったのだ──。互いに二十代の長く続いた恋愛に敗れたあとで付き合いはじめ、三十を過ぎて結婚した男女。不安定で茫漠とした新婚生活を経て、あるときを境に十一年、妻は口を利かないままになる。遠く隔たったままの二人に歳月は容赦なく押し寄せた……。 --------------------- 芥川賞受賞作。世間体で結婚して後悔した男の独白小説。 妻とうまく話もできず、何度もの不倫を重ねる。 「次に妻と話したのは、それから十一年後だった」 それでもそこは終の住処なのである。

Posted by ブクログ