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西巷説百物語 C・NOVELS BIBLIOTHEQUE
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2012/08/25 |
JAN | 9784125012131 |
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西巷説百物語
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西巷説百物語
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商品レビュー
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どうにもならぬことをどうにかする裏商売、舞台は江戸から大坂へ。仕掛けるは御行の又市が朋輩、靄船の林蔵。帳屋の看板を掲げる優男が絵草紙版元“一文字屋”から請け負うは、生者を彼岸に導く狂言仕事。口先三寸の嘘船に乗り、気づかぬうちに絡めて取られ、通らぬ筋が一本通る。踊る亡者を前にして、...
どうにもならぬことをどうにかする裏商売、舞台は江戸から大坂へ。仕掛けるは御行の又市が朋輩、靄船の林蔵。帳屋の看板を掲げる優男が絵草紙版元“一文字屋”から請け負うは、生者を彼岸に導く狂言仕事。口先三寸の嘘船に乗り、気づかぬうちに絡めて取られ、通らぬ筋が一本通る。踊る亡者を前にして、露わになるのは真情か―いくつかの巷説を経、林蔵が大坂を離れた十六年前の「失敗り」、その真相が明らかになる。これで終いの金比羅さんや―
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この本を読むために、巷説シリーズをすべて再読しました。 主役が又さんではないので、いつもと違うやり口に驚き、楽しみました。 又市のかつての相棒、林蔵がメインのお話です。 全然関係ないですが、これを読んでいるときに念願の盆栽を始め、せっかくなので松の名前つけようと思い、「松...
この本を読むために、巷説シリーズをすべて再読しました。 主役が又さんではないので、いつもと違うやり口に驚き、楽しみました。 又市のかつての相棒、林蔵がメインのお話です。 全然関係ないですが、これを読んでいるときに念願の盆栽を始め、せっかくなので松の名前つけようと思い、「松蔵」と命名しました。 「これで終いの金比羅さんや」 正直、金比羅さんに親しみがない私ですが、なんだかかっこいいと思いました。(単純です)京極さんはかっこいい台詞を生み出しますね。 大体の話がその話のメインとなる、腹に一物抱えているような人が語り手となります。京極さんはこういうところがすごいのですが、その人になりきって、その人が思うこと、感じることを書いているので、かなりその人に感情移入をしながら読むことができます。 昔、まだ小説を読むことに慣れていないときに、京極堂シリーズの関口君のパートを読んで、めちゃくちゃ暗い気持ちになりました・・・。 引き続き京極さんの読んでいない本を読んで行きたいと思います。
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主役は又一ではなくて林蔵。 舞台も江戸ではなく上方。 と、今までの巷説百物語の外伝ポイ感じ。 時代も多分、後巷説の前くらいだろうか? とりあえず、外伝であれもう読めないと思っていた作品が読めて良かったかなあと。 だたし、又一と林蔵は勿論、やり方や性格が違うので、その辺の残念さは残...
主役は又一ではなくて林蔵。 舞台も江戸ではなく上方。 と、今までの巷説百物語の外伝ポイ感じ。 時代も多分、後巷説の前くらいだろうか? とりあえず、外伝であれもう読めないと思っていた作品が読めて良かったかなあと。 だたし、又一と林蔵は勿論、やり方や性格が違うので、その辺の残念さは残ったりはする。 あと、割と話が似通ってる感じなのもちょっといただけないかなあと。 とは言え、中盤過ぎたら仕掛けも徐々に大きくなってくるし、最後の大集合みたいなのはどうやってもワクワクする話でありましたけど。
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