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若頭補佐白岩光義 南へ 幻冬舎文庫
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若頭補佐白岩光義 南へ 幻冬舎文庫

浜田文人【著】

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若頭補佐白岩光義 南へ 幻冬舎文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2012/08/02
JAN 9784344419032

若頭補佐白岩光義 南へ

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商品レビュー

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2023/03/24

大阪の極道、白岩がかつての友人のきな臭い頼みに足を突っ込み、周りを巻き込みながら、まるっと解決していく任侠物語。 筆者の他の作品(捌き屋、警察もの)に比べると、あっさりした印象。 白岩と彼を取り巻く人達とのお互いを尊重し、信頼しあう関係が羨ましくなる。

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2014/10/13

極道者が主人公であるが、極道版時代小説のような作品。 極道世界の抗争もちりばめてはいるが、どう生きるかを全面に出している。 「縁」を大事にし、守るべきものを明確にし生きていく。その矜持のうえで志半ばで斃れても仕方ないと割り切る。読んでいて心地よい。 氏の『捌き屋』シリーズでは鶴谷...

極道者が主人公であるが、極道版時代小説のような作品。 極道世界の抗争もちりばめてはいるが、どう生きるかを全面に出している。 「縁」を大事にし、守るべきものを明確にし生きていく。その矜持のうえで志半ばで斃れても仕方ないと割り切る。読んでいて心地よい。 氏の『捌き屋』シリーズでは鶴谷が主人公で白岩が登場するも、当シリーズではあえて控えさせそれも良い。・・・クライマックスシリーズがあるのであれば、ぜひ連携させ物語に厚みを持たせてもらいたいのが、ファン心理であろう。

Posted by ブクログ

2012/08/16

正統派極道・白岩光義シリーズの最新作で、今回は福岡が舞台。前作「北へ」が出たのが今年の2月だからわずか半年でまた続編が出るとは予想外の喜びだ。 大学時代の友人に誘われて九州の地に赴いたところで待ち受けていたのは、友人の農業法人に食い込もうとする地元暴力団組織と縁のある男。一成会...

正統派極道・白岩光義シリーズの最新作で、今回は福岡が舞台。前作「北へ」が出たのが今年の2月だからわずか半年でまた続編が出るとは予想外の喜びだ。 大学時代の友人に誘われて九州の地に赴いたところで待ち受けていたのは、友人の農業法人に食い込もうとする地元暴力団組織と縁のある男。一成会若頭であり花房組組長である白岩を問題解決に利用しようとする友人に不快感も無いわけではないが、「昨日飲んだ酒はもう吐けない」と義理を優先して事件に関与してしまう。全く持って個人的な関与ではあるはずが、何故かそこに同門である一成会事務局長の影が見え隠れする、というのが本書のストーリー。 この小説は一般的には極道小説という括りに入るのだろうが、極道小説に付き物と短絡的に想像されるであろう抗争・暴力場面は殆ど出てこない。一触即発の緊張感はあるのだが、決して相手を片っ端からやっつけて一件落着というようなエンタテインメント的カタルシスはそこには無い。極道とは言え今の世の中、毎日暴力沙汰なんて有るわけではないと等身大のリアリズムが優先している。確かに、今や現実の暴力団抗争ですら暴力のエスカレートを抑制し、殆どが金銭的な決着を優先すると言われているので現実性がより増しているというものだ。 ではこの小説をどう読むのかと言われると実は困るのだが、個人的には正統派の人情物だと思っている。人情とか義理とかが普段の生活から消えてしまっている中で、義理と人情を現代社会を背景に描こうとすると余りにも現実感が消失してしまう恐れが大きい。つまり極道物の設定(または時代小説)が最も収まりが良いのかもしれない。普段は義理と人情とは最も縁遠いような生活態度なのになぜかこうした小説を好んで買うのは、無い物ねだりなんだろうか?

Posted by ブクログ

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