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大地のランナー
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大地のランナー
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
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[ 内容 ] 南アフリカ共和国でつづいていた人種差別に、武力ではなく、走ることで立ち向かおうとした一人の若者がいた。 人としての誇りと尊厳をかけたレース。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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アパルトヘイト政策がまだ残った時代の、南アフリカを舞台にした 一人のランナーの物語。(ノンフィクションにあらず!) 黒人が持つ身分証の決まりに講義するデモ行進が行われた。平和的な抗議の行進だけだから・・・。サムの一家は、少し離れたところで見学していたが、警察の一方的でいきなりな発砲に巻き込まれ、多くの人が犠牲になり、サムの両親と妹は亡くなった。二人の兄のうち、ニッキーは片足を失った。 無事だったルックスマート(もう一人の兄)とサムは、父の兄であるが、合ったこともない、地方に住むサバタおじさんの家にひきとられることとなった。16歳をすぎていたルックマートは金鉱山の事務の仕事を得て村を離れ、サムはおじ家族たちと自然の中ですごすこととなる。 もともと足が速かったサム。サバタおじさんは、サムのランナーとしての才能を知り、アフリカが誇るランナー、アベベの話を教える。 16歳になったサムはサバタおじさんの決めた相手と結婚し、金鉱へ働きにゆくことになった。働きながらもサムは走る練習を続け、マラソン大会に出るようになった。 しかし、一緒に走ってきた親友も、兄たちも、テロリストの仲間になったり、警察に捕まったりした。 黒人は劣っているわけではない。 サムにできることは、マラソンでそれを証明することだった。 1970〜90年代の南アフリカ共和国。実際にあった事件や出来事、ネルソン・マンデラの選挙なども描かれた。 サムは架空の人物だが、南アフリカで黒人ランナーとしてはじめて金メダルを獲得したチュグワネ選手をモデルにしている。(1996年、アトランタ・オリンピック)
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南アフリカのアパルトヘイトについて触れられている。 考えさせられる一冊。 こういう世界に目を向けられる本は大事だよなー、知識云々だけでなく 心の、気持ちの、部分に響いてくるものがある。それから始まる知りたいという気持ちは、無限に広がる気がするなぁー
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