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メインストリーム 文化とメディアの世界戦争
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2012/08/01 |
JAN | 9784000249515 |
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メインストリーム
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メインストリーム
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
メインストリームはUSAの娯楽が世界標準となっていくということである。最初の部分は、USAのことなのでたいしたことはないが、後半からアラブとアフリカのことが書いてあり他の本ではないので注目に値する。オーストリアリアやニュージーランドには言及していないし、ベトナムやタイも見ていない...
メインストリームはUSAの娯楽が世界標準となっていくということである。最初の部分は、USAのことなのでたいしたことはないが、後半からアラブとアフリカのことが書いてあり他の本ではないので注目に値する。オーストリアリアやニュージーランドには言及していないし、ベトナムやタイも見ていないので、一部分が不足であるが、中東とアフリカの一部がフランスから見たらということでは意味がある。イタリアとドイツが全くないのは、無関係ということであろうか。
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フランス人の著者が世界105か国1200人以上にインタビューして、大衆文化(マスカルチャー)とメディアについて地政学的にまとめた本。 世界を席巻するアメリカのメインストリーム文化を支えるのは、アメリカ国内における文化的序列のパラダイムシフトと強固な多様性の推進である。「高尚な芸術か低俗な大衆文化か」という文化的境界線が崩壊し「クールかスクエアか」へという序列へ移行した。大手映画会社とミニスタジオの関係や大手出版会社とインプリントの関係に見られるように、大手が資金を出し、多数の製作プロダクションが作品製作を競い合うことで、多様性を確保している。 一方、他の国では、国ごとの文化はそれぞれに豊かで、質も高く、国内では人気も高いのだけれど、国外には広まらない。その国の文化「以外」にはアメリカ文化しか存在せず選択肢はその二つだけという状態になっている。
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コンテンツは世界でどんなふうに商売に使われているか、という本。アメリカナイズだけの本ではなく、世界中のグローバルとローカルのうにうにと混ざったメディア戦争が書かれていて、ちょっと嫌気を覚えながらもまあまあ面白い。結論に、「沈みゆく国々?」として日本が少し紹介されている。 本文中の...
コンテンツは世界でどんなふうに商売に使われているか、という本。アメリカナイズだけの本ではなく、世界中のグローバルとローカルのうにうにと混ざったメディア戦争が書かれていて、ちょっと嫌気を覚えながらもまあまあ面白い。結論に、「沈みゆく国々?」として日本が少し紹介されている。 本文中の角川の社長の言葉の、「日本的であり続ける」ということが、まあ僕もそれでいいと思うのだけど、それがいわゆるガラパゴスといわれる所以か。そもそも、今度のクールジャパン担当大臣は、Jポップや漫画、アニメを技術とコンテンツの渾然一体、として理解し推進できるのか? なんだか世界に置いてけぼりをくって、悔しいやら嬉しいやら。
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