ユアボイス PHP文芸文庫

新津きよみ【著】

• 販売会社／発売会社: PHP研究所
• 発売年月日: 2012/07/19
• JAN: 9784569678641

商品レビュー

2017/08/29

死んだ恋人と同じ声を持つ人に出会う・・・
そりゃ～気になってしまうよね
しかしなかなかそういうことってなさそう

それも自分か先生であちらが生徒とか
ちょっとイケナイ展開を期待をさせる感じだけど
そんなこともなく

しかし
絵を見るとその描いた時の風景が見える能力って
すごいけどあんまり役に立たないな～（笑）

2012/08/25

ミステリー？んー？？って感じでした。 確かに「犯人は誰？」っていう話だし、ミステリーで合ってるとは思うけど。。

特殊能力で解決の糸口を掴むという設定や、登場人物の関係性は良かったのに、少し勿体無い気がしました。なんかもっと「この人が犯人！？」みたいのが欲しかったなー。

自分の中では、金子秀太郎が伸を殺した犯人で、東條綾香のストーカーをやめたのは病気で亡くなってしまったから、、、っていうオチのが良かったかな、と。
それなら、岡里菜と五十嵐薫の行動が上手く一致したのにな。

あと「わたし」や「あとで」など簡単な漢字が使われていなかったことで読み難さがあり、物語が進展するまでは読み進めるのが厳しかった。

って、なんか辛口だな。。
他の作品も、こんな雰囲気なのだろうか。。
恋愛小説なら、いい感じにまとめる作家さんなんだろうな。
他の作品も気になるところである。

2012/08/15

大学生のとき恋人を殺害されたという過去を持つ里菜は、
中学校の美術教師として採用され、そこで死んだ恋人とそっくりの声を持つ生徒・薫と出会う。

恋人を殺した犯人は誰か、というミステリ。
ではあるものの、SF？ファンタジー？的な謎解きで、拍子抜け。
事件の顛末・犯人も取ってつけた感があり。
主人公は自分勝手でわがままだし、いけ好かない感じだった。

薫の従妹、珠緒ももう1人の主人公という立ち位置で登場するものの、あまり彼女の存在理由を感じられなかった。

文章が読みやすいからサクサク読めたけど中身は薄い。
終わってみたらかなりどうでもいい物語だった。