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ヒロシマ市長 “国家"から“都市"の時代へ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2012/07/20 |
JAN | 9784022509932 |
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ヒロシマ市長
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
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広島市がいかに市民のための都市、そして平和をリードする都市になってきたか。 都市は、こども達つまり未来のためにあり、多様性と寛容さをもって平和を目指していかなければならない。 主にこの2点について書かれている。 確かに、シンポジウム等通して、国、都道府県を通さないで都市通しが交流を始めている。 都市同士がネットワークでつながり、都市が世界をリードする時代になってきているといえよう。 ただ、そのためには、基礎自治体の長と職員の意識が変わらなければならない。
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やや評価が低いのは、どのようにしてあのすばらしいヒロシマ宣言を生み出してきたのかの視点で、購入したためであり、地方自治や都市問題に関心の高い人であれば、もっと評価はあがるのでないかと思う。 しかし、秋葉氏が、市民(暴走族にさえ)に正面からぶつかって問題を解決していこうとする姿...
やや評価が低いのは、どのようにしてあのすばらしいヒロシマ宣言を生み出してきたのかの視点で、購入したためであり、地方自治や都市問題に関心の高い人であれば、もっと評価はあがるのでないかと思う。 しかし、秋葉氏が、市民(暴走族にさえ)に正面からぶつかって問題を解決していこうとする姿勢や、都市が変われば世界が変わっていくとする核廃絶や原発、環境問題などの視点はとても重要だと思った。 氏が提唱している「廃県置藩」も、二重・三重の構造となっている現在の行政単位をフラット化するというもので、民主主義がどのように機能すべきかを市長としての経験をふまえて提起している考えだということがわかった。また、多様性を認めていくことなども市の柔軟な思考スタイルがうかがえる。 平和についての観点では後半からとなるがそれでも、原爆を投下したエノラ・ゲイの機長と当時の広島市長の高橋昭博氏との対面(秋葉氏はその時の通訳)の場面や、被害の苦しみを乗り越えて「報復」「あだ討ち」であってはならず「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」という考えにいたるヒバクシャや秋葉氏の思いは、さすがにと思えた。 これは現在の死刑制度問題や、銃社会のアメリカの問題にもつながっている。 また、今の時代で、核兵器が使用された場合の被害想定数(広島市でや原発が攻撃された場合の被害総定数をつくり「国民保護計画」をつくっていくべきとの主張は(どういうものかわからないが)、算出していくべき課題だろうと思った。 全体としてはやや幅広く盛り込みすぎで読み応えがたりない。テーマを絞った上でじっくり話などを聞いてみたいと思った。
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