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覘き小平次 中公文庫

京極夏彦【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2012/07/21
JAN 9784122056657

覘き小平次

¥220

商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

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2023/03/31

解説 「ただ居ること」が恐ろしい 斎藤環 本解説は二〇〇八年に刊行された同名ノベルスに書き下ろされたものです。 文庫収録にあたり、若干の修正を行いました。

Posted by ブクログ

2021/07/15

凄い。 主人公の小平次は何をするわけでもないのに、というか何もしないのに人を揺さぶり行動へと突き動かす。中でも、お塚は罵詈雑言ばかり吐いているが最後までいくと言葉とは裏腹に愛情にしか見えない。でも、正直なんとなく理解できる気がする。 人々の心の機敏を小平次を中心に、こんなに鮮やか...

凄い。 主人公の小平次は何をするわけでもないのに、というか何もしないのに人を揺さぶり行動へと突き動かす。中でも、お塚は罵詈雑言ばかり吐いているが最後までいくと言葉とは裏腹に愛情にしか見えない。でも、正直なんとなく理解できる気がする。 人々の心の機敏を小平次を中心に、こんなに鮮やかに描きあげ、読み手まで巻き込む文章に感動します。

Posted by ブクログ

2019/09/01

小平次は、いつも微昏がりに居る。そして、両の眼を確乎りと明けている…。死んだように生きる幽霊役者小平次と生き乍ら死を望む女お塚は、押入襖の隙間からの目筋とこの上ない嫌悪とで繋がり続ける―山東京伝の名作怪談「復讐奇談安積沼」を現代に甦らせた山本周五郎賞受賞作。

Posted by ブクログ

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