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東京プリズン
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2012/07/09 |
JAN | 9784309021201 |
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3.4
105件のお客様レビュー
先の戦争に対するいろんな視点がある中で もし著者がアメリカにいて苦しんだなら、と そう言う点で言うと、本当に多数の方がいろんな形で この戦争に向き合ったのか、と思う 少し純文学的、宗教、思想が強いが そう思わざるを得ない環境下、昭和天皇を思う気持ちを感じた
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小説としての切り口で、勝者が報復として敗者を裁いた「東京裁判=A級戦犯」「横浜法廷=B、C級戦犯」を再審査する。20世紀の戦争で一方が侵略国で全面的に悪いと言うことはあり得ない。で、戦後世代の「戦争責任」とは?父祖の行為を否定し無理解になることか?アメリカに留学した語り手はハイス...
小説としての切り口で、勝者が報復として敗者を裁いた「東京裁判=A級戦犯」「横浜法廷=B、C級戦犯」を再審査する。20世紀の戦争で一方が侵略国で全面的に悪いと言うことはあり得ない。で、戦後世代の「戦争責任」とは?父祖の行為を否定し無理解になることか?アメリカに留学した語り手はハイスクールでハンティングに参加し獣と人間の絶対的格差を実感する。それはアジア人と白人の格差に似たものだったのか?「日本について」発表することを求められた彼女は「天皇の戦争責任」をタブーとするための生け贄が戦犯でありプリズンであったと…
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主人公のマリは、時代を飛び越えたり色々な人格を経験しながらも、少しずつ自分なりの答えを探していく。 「自分たちの過ちを見たくないあまりに、他人の過ちにまで目をつぶってしまう」 という終盤に出てくる文章が印象に残りました。 他人の罪に対して、自分にも罪がある事で許してしまう。 他...
主人公のマリは、時代を飛び越えたり色々な人格を経験しながらも、少しずつ自分なりの答えを探していく。 「自分たちの過ちを見たくないあまりに、他人の過ちにまで目をつぶってしまう」 という終盤に出てくる文章が印象に残りました。 他人の罪に対して、自分にも罪がある事で許してしまう。 他人の罪は自分の罪とは関係ないのに、混同して何も言えない自分になってしまう。 『東京プリズン』では、「天皇の戦争責任」というセンシティブなテーマを主人公がディベートしてく中で、答えを出していく様子が描かれています。 責任感の強い民族だからこそ、自分達が戦争で犯した過ちを忘れてはいけないという、「東京=日本」という監獄の中に囚われ続けているという解釈をしました。 自ら檻に入ったのか、仕掛けられた檻なのか分からないけど、これからの人生の自分の行動に一つのキッカケを与えてくれた著作でした。
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