深読みフェルメール 朝日新書

朽木ゆり子, 福岡伸一【著】

• 販売会社／発売会社: 朝日新聞出版
• 発売年月日: 2012/07/13
• JAN: 9784022734570

商品レビュー

2024/09/20

(2012/11/8)
こういう本もいいですね。
通勤時の立ち読みではありますが、肩に力を入れず、
ゆったりとした気分で読むことが出来ます。
素人フェルメールファンの２人が、フェルメールの作品にまつわるエピソードを
語り合う。
美術にはこういう力があるのですね。

1 フェルメールのモデルを読む
2 フェルメールの謎を読む
3 フェルメールの技を読む
4 盗まれたフェルメールの行方を読む
5 フェルメール・フィーバーを読む
6 フェルメールの真贋を読む
7 フェルメールの旅

全点踏破なんて、いかにもオタク、いかにもマニアック。
そうしたくなるフェルメールの作品数３７点が世界中に点在。
なんて贅沢な趣味なんでしょう。

全点踏破といえば、千葉アクアを走り終わった後たまたま警備の人との話になり、
定年後のアルバイトで警備をしているそうだけど、
健康のため日本百名山は踏破、今は二百名山に挑んでいるとか。
友人に百名山を目指している人が二人いる。
一人はフェルメールファンでもあり、私の恩人の一人。
元ライバル印刷会社の情報システム教育担当で、
私を外秩父七峰縦走ハイキングという４２キロウォークに無理やり誘い、
それが今のマラソンのきっかけのきっかけになった。
その人が６７とか７０とか、お子さんとかなり登ってる。
もうひとりは行きつけの床屋さん！月曜休みを有意義に登ってる。
いずれも百はまだまだ。
それなのに、二百名山なんてあったんだ、、という思い。

話がそれたけど、踏破ってのはなんだか男のロマンなのでしょうねぇ。
あ、朽木さんは女性か。男女とわずかな。
私は何を踏破するか、、。
今課しているのは毎月１５０キロ以上ランと、毎月大会参加かな。

今年は２月の横浜駅伝、４月の外秩父を入れれば毎月大会参加。
１５０キロランは３月から。１００キロなら去年の８月から。

いずれにしてもフェルメールってのはいいですねぇ。

2015/07/29

朽木さんのフェルメールも、福岡さんのフェルメールも読んだけど、このお二人の対談はまた気楽に読めて楽しかった。
本当にフェルメールがお好きな二人だけに様々な薀蓄が盛り込まれているし、もともと対談を文書化しているので、より親密な感じがする。
どんなガイド本を読むより、何よりお好きな二人の会話の行間から漂う空気に乗せられて、フェルメール全店踏破の旅に出たくなってしまう。
これは夢の一つだな。

2014/08/22

フェルメール全点踏破の旅で有名な朽木さんと、福岡先生がフェルメールを語り尽くすという趣向の対談録です。