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女警察署長K・S・P 警視庁歌舞伎町特別分署
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2012/07/13 |
JAN | 9784198634315 |
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女警察署長K・S・P
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商品レビュー
3.4
7件のお客様レビュー
KSPシリーズ。 前作から三年経った設定。 思い出しながら、徐々ににページを捲るスピードが加速して 後半は一気に読んだ。 …まだ決着しないんだ… 楽しみだが、また待たなくっちゃいけないのか。 多作の人ではないので、じっくりと待つか。 前作を読み返してみると、忘れてた伏線を思い出...
KSPシリーズ。 前作から三年経った設定。 思い出しながら、徐々ににページを捲るスピードが加速して 後半は一気に読んだ。 …まだ決着しないんだ… 楽しみだが、また待たなくっちゃいけないのか。 多作の人ではないので、じっくりと待つか。 前作を読み返してみると、忘れてた伏線を思い出すかも。
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※このレビューにはネタバレを含みます
4作目なんだなぁと感慨新た。 署長になった貴里子の強靭さと、沖との間で見せる女心も読みどころ。 宿敵朱栄志との対決は?中国マフィアと新宿の暴力団、美しきヴァイオリン奏者とその夫、警察内部での軋轢。複雑に絡まり合うストーリーも二転三転し、面白かった。
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このシリーズがすっかり好きになった。 第一作のみ、あまり自分としては好スタートを切っていない印象があるのと、これまでの香納諒一の作風とはあまりに異なる世界の展開に戸惑ったのと、単純に沖というキャラクターの中で、刑事とスキンヘッドというのが結びつきにくく想像力を阻害していたこ...
このシリーズがすっかり好きになった。 第一作のみ、あまり自分としては好スタートを切っていない印象があるのと、これまでの香納諒一の作風とはあまりに異なる世界の展開に戸惑ったのと、単純に沖というキャラクターの中で、刑事とスキンヘッドというのが結びつきにくく想像力を阻害していたこと(これはまだ引きずっている)、等々、シリーズにうまく入ってゆくことができなかったのだ。 しかし、警察チームなど群像小説のシリーズにありがちなように、二作、三作と読み重ねるうちに、キャラクターたちが徐々に生命を持ち始め、物語の中で一人歩きを始める魅力に、ぼくは捉えられていった。沖幹次郎という刑事だけが主役なのではなく、様々な局面局面で個性的な刑事たちの風貌が光ってきているのである。 前作から存在感が際立ってきている村井貴里子は署長となり、第二の主役として本作でも大いに活躍をする。むしろ沖を食っているくらいに、女性ならではの、心の振幅を研ぎ澄ませてゆく。沖と村井との恋愛感情もこのシリーズのサブ・ストーリーとして読んでゆくことができるが、第四作の本書では、そのあたりの佳境篇とも読むことができる。 さらに同僚の異動や殉職、というあたりも警察チーム小説としては、大きな欠かせないアクセントとなっており、小説世界は、それぞれの刑事たちの人生が重なり合うクロスロードでもある。 そうした群像の面白さに加えて、特異とも言えるKSP(歌舞伎町特別分署)という分署の背景となる世界の構築がしっかりしてくるのも、シリーズが歩んでゆくにつれ、豊かになってゆく利点の一つだろう。 世代交代する暴力団組織、中国マフィア間のいくつもの対立、そこに絡んでゆく政治家や警察官僚などの思惑など、魑魅魍魎の世界が歌舞伎町という名の魔都としてシリーズの中で構築されてゆく。そこを通り過ぎる者たち、生き死にの闘いに身を投じる者たち、巻き込まれ犠牲になる者たち、いくつもの警察小説要素が絡み合う中で、しっかりと人間の悲哀、人間の愚かさ、人間の矜持、人間の愛憎を描き合う筆の確かさが、作品を追うごとにたくましくなってゆく香納諒一ワールド。 クオリティの高いこの完成度をこそ味わいたい最新作である。
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